函館発「団塊オヤジの独り言」

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アゾフスタリ製鉄所(その1)

2022年04月28日 05時50分58秒 | オヤジのつぶやき

注目を集めているマリウポリ東部のアゾフスタリ製鉄所。

この製鉄所は、東京ドーム235個分の敷地があるらしい。

そしてその地下には、要塞と形容されるシェルターが建設されているそうな。

プーチン皇帝は完全制圧と言うが、ここに2,000人のウクライナ兵が立て籠っている。

そのことは、プーチンも認めているようだ。

ところで、ロシアの国防相は、プーチン皇帝と面会しマリウポリの制圧を報告。

市内には8,100人以上のウクライナ側の部隊がいた。

そして既に4,000人以上を殺害し、1478人が投降。

残る2,000人以上が製鉄所に立て籠っているとした。

ただ、製鉄所の周囲をしっかりと封鎖しており、攻略まで3、4日くらい必要とした。

これまでのプーチンなら、更に攻撃を続けろと命令するはずだった。

ところが、露軍や親露派武装勢力による製鉄所内への突入は無意味だとした。

製鉄所の地下回廊に入り込む必要はないと命じたそうな。

代わりに製鉄所の封鎖を続け、立てこもる戦闘員に改めて投降を呼びかけよと指示。

地下に潜る必要はない、1匹の蝿すら出られないように封鎖せよ!

これ以上の攻撃は得策ではないから、中止を命じる。

ロシア兵士や将校の命と健康を守らなければいけない。

マリウポリの作戦は成功した・・・おめでとうだって!

ところでアゾフスタリ製鉄所の地下は、堅牢な要塞のようだ。

第二次大戦後の冷戦下、東側諸国の一員として・・・。

ソ連と共に西側諸国と対峙していたウクライナ。

核戦争等の非常事態に備え国内にシェルターを建設していたそうな。

アゾフスタリ製鉄所の地下空間は、その代表例だという。

頑牢な地下要塞だが、冷戦終結後は製鉄所の巨大な地下空間は「歴史の遺物」。

そんな遺物として、半ば忘れ去られていたとか・・・(続く)。


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