8月17日からセブン・イレブンのコンビニのレジで、こんな音声が流れる。
アプリを使ってマイルを貯めると「セブン―イレブンアプリのご利用、ありがとうございました」。
何げないお礼の言葉だが、実はこれは、不正行為を機に導入された「再発防止策」だそうな。
6月末、東京都内のセブン―イレブン店で買い物。
客はペットボトル入りのコーヒーなど3品を持ってレジに向かう。
対応した男性店員は、レジ台の下からおもむろに取り出したスマートフォン。
その画面に、バーコードリーダーを当てたら「ピロリーン」と音がした。
そして店員は、何事もなかったように男性が購入する商品のバーコードを読み込んだ。
不審に思った男性客は、普段は受け取らないレシートを「ください」と求めた。
見てみると「会員コード」という欄があり、下5桁以外は「*」マークで伏せられた18桁の数字が並ぶ。
会員になっていない男性客は「これって何ですか?」と尋ねた。
がしかし店員は明確な返答をしない。
結構です、本部の人に確認しますと言って店を出た。
何と仕組みは、こんな塩梅だった。
店員が取り出したスマホは私物で、レシートの会員コードは「セブン―イレブンアプリ」の番号。
購入額200円(税抜き)で1マイルが得られ、マイルを貯めるといろんな特典と交換できる。
店員は男性が買った「484円」分を自分のアプリに読み込み、2マイルを不正に取得していた。
この問題を受けて同社は、7月1日付で全国に約2万1千ある店舗へ注意喚起の文書を送付。
そして8月17日には、レジのシステム改修を実施。
それがアプリの「ご利用、ありがとうございました」という自動音声だそうな。
不祥事防止に熱心な企業が、勝ち残れるということなんだろう・・・。
アプリを使ってマイルを貯めると「セブン―イレブンアプリのご利用、ありがとうございました」。
何げないお礼の言葉だが、実はこれは、不正行為を機に導入された「再発防止策」だそうな。
6月末、東京都内のセブン―イレブン店で買い物。
客はペットボトル入りのコーヒーなど3品を持ってレジに向かう。
対応した男性店員は、レジ台の下からおもむろに取り出したスマートフォン。
その画面に、バーコードリーダーを当てたら「ピロリーン」と音がした。
そして店員は、何事もなかったように男性が購入する商品のバーコードを読み込んだ。
不審に思った男性客は、普段は受け取らないレシートを「ください」と求めた。
見てみると「会員コード」という欄があり、下5桁以外は「*」マークで伏せられた18桁の数字が並ぶ。
会員になっていない男性客は「これって何ですか?」と尋ねた。
がしかし店員は明確な返答をしない。
結構です、本部の人に確認しますと言って店を出た。
何と仕組みは、こんな塩梅だった。
店員が取り出したスマホは私物で、レシートの会員コードは「セブン―イレブンアプリ」の番号。
購入額200円(税抜き)で1マイルが得られ、マイルを貯めるといろんな特典と交換できる。
店員は男性が買った「484円」分を自分のアプリに読み込み、2マイルを不正に取得していた。
この問題を受けて同社は、7月1日付で全国に約2万1千ある店舗へ注意喚起の文書を送付。
そして8月17日には、レジのシステム改修を実施。
それがアプリの「ご利用、ありがとうございました」という自動音声だそうな。
不祥事防止に熱心な企業が、勝ち残れるということなんだろう・・・。