立憲民主党の泉健太代表が発した一言。
それが、大きな波紋を呼んでしまった景色である。
5月10日、党の両院議員懇談会での発言。
次期衆院選で同党の獲得議席が150に届かなければ・・・。
代表を辞任する考えだと言っちゃった!
立憲民主党は、野党第1党の席を維持できるのか。
党の立ち位置、目指す社会像も鮮明になっていない。
先の衆参補欠選挙では、公認候補が全滅した。
そんな中での辞任発言には、ビックリするねぇ。
現行の97議席から1.5倍超とかなり高い150議席。
メディアは、こんな指摘をする。
肝心の数字の裏付け、情勢分析はどうなのか。
退路を断って戦うことを宣言する。
それは、党の団結を図ることにはなりそう。
だが、党がどの方向に、どういった社会像を目指しているのか。
鮮明に有権者に伝わる「社会像」が見えて来ない。
そのことが「党に勢い」をつけられない最大理由のようだ。
リーダーシップと見通しの弱さ、覚悟のなさ。
それを浮き彫りにしただけの辞任発言に見えてしまう。
おまけに代表と蓮舫議員のTwitterでのツイート合戦。
Webでは、学級崩壊レベルと皮肉られているよ。
やれやれ、立憲への期待値は、限りなく萎んでしまったなぁ。