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蚕糸記念館(3)

2010年06月20日 10時00分37秒 | 日記
群馬県の名所旧跡や、ゆかりのある人物などを題材にした上毛カルタに、繭(まゆ)と生糸(きいと)は日本一、という札がある。
桐生市伊勢崎市は絹織物の名産地だったが、時代は変わって今では記念館で当時の様子を知る程度となった。
もちろん現在でも養蚕はやっているが極端に少なく、我が家の近所でも桑畑は確実に減っている。
前橋の蚕糸記念館は入場料無料で、男性の係員が受付をしていた。
順路の最初は蚕の一生が展示されている

上の写真じゃあ分かりにくいので・・・
卵から返ったばかりの蚕は、まるで蚊の幼虫であるぼうふら程度。
ある程度大きくなるといも虫状態となるが、人間に危害を加える事はない。
頭の近辺に見えるのはではなく、天敵から身を守るため、目だと思わせる目くらましの模様

数回の脱皮を繰り返すと桑を食わなくなり、体が透き通ったような状態になり、繭(まゆ)を作る準備に入る

蚕は湿気などで病気になりやすく、夏場は家庭用の殺虫剤で簡単に全滅してしまう。
たばこの葉を栽培する畑の、近くにある桑の葉をくれただけでもダメという繊細(せんさい)な生き物である。

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