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蚕糸記念館(7)

2010年06月24日 09時06分14秒 | 日記
医者の無養生とは、他人の体は診るが、医者自身の病気に対しては無頓着(むとんちゃく)だというもの。
さらに昔の言葉で、むしろ織り(むしろを織って生計を立てている人のこと)、こもをかむって寝る、ということわざがある。
むしろは藁(わら)で編んだ比較的高級な物、こもは少々お粗末な織り方のもので、下の写真はこものたぐい

この程度の物は夜なべに織って出費を防いだという。
桑などを入れる竹製のカゴも自分で編む人が多かったようです。

蚕を入れて運ぶには、蚕の足に付いている吸盤みたいなものを痛めないように木製の器(木鉢、きばち)に入れて移動した。(写真の右側)
その後、アルミ製などの茶盆が利用されるようになった。
繭の表面に付いている余分な毛をむしり取る機械を毛羽取機と言う。

手動式の簡単な機械だが、一度に多くの繭を送り込むと繭そのものを機械に巻き込んでしまうので結構操作がむずかしかった
子供ながらに面白い作業で志願してやらせてもらった
だが、高値で売れる繭を相当数ダメにしてしまうので・・・
怒られる事はあっても誉められる事はなかった

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コメント
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