グッドぐんま 2

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ぐんま昆虫の森  春暖の候

2010年04月03日 22時21分48秒 | ぐんま昆虫の森
今日の午後は、次女と一緒にぐんま昆虫の森
カスミザクラやオオヤマザクラはまだ開花していませんが、園内はすっかり春模様。



ベニシジミ


モンシロチョウ


ツチイナゴ

日本に生息するバッタ類(バッタ亜目)の中では唯一、成虫で越冬します。
この時期に大型のバッタ(イナゴ)を見かけたら、間違いなくツチイナゴです。
(クビキリギスも成虫で越冬しますが、キリギリス亜目に分類されるので、狭義のバッタ類でありません)

目の下の涙模様が特徴です


ヒシバッタ

名前のとおり、菱形の体型が特徴。草の上よりも地面でよく見かけます。

アカスジキンカメムシの幼虫

アカスジキンカメムシは成虫も幼虫も美しいですね

カブトムシの幼虫

もう少ししたら、蛹室を作って蛹になります。
初夏に、また会おうね(^^)/

ニワトコに付いていたアブラムシの一種

オレンジ色の体と黒い脚の配色が、なかなか美しいアブラムシですね

盛んにさえずっていたシジュウカラ


ミヤマシキミ


クサボケが咲き始めていました

大きくなっても1m以内と小さく、「草木瓜」という名前が付いていますが、草本ではありません。バラ科ボケ属の落葉小低木です。

日当たりのよい場所で、クサボケの花を見つけると、里山の春もいよいよ本番という感じがします。


カタクリの花は、見頃終盤。




チョウジザクラ

雑木林の中でひっそりと咲いていました。一般的な桜のイメージからはほど遠い感じがしますが、チョウジザクラも桜の一種です。

ニリンソウ

キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草。早春に地上部を展開し、初夏には葉を枯らしてしまうスプリングエフェメラルの一つです。

ニリンソウには花弁がありません。 え?白い花弁がちゃんとあるよ! と言われそうですが、花弁に見えるのは萼片なんです。


フィールドを一回りした後は、常夏の生態温室へ
オオゴマダラ


リュウキュウアサギマダラ


本館では、5月9日(日)まで、季節展「春めく里山の昆虫展」を開催中です。