グッドぐんま 2

ぐんま大好き! 群馬のちょっとイイものや身近な自然を再発見

利根川 アユ豊漁! (前橋市)

2010年09月05日 20時05分13秒 | 釣り
本日、前橋市内の利根川で釣り具屋さんのサンビーム主催のアユ釣り大会が開催されました。
大会は利根川の市民ゴルフ場~大渡橋の間で8:30~13:30の5時間行われまたが、優勝者はなんと32尾!、2位は17尾と好釣果だったそうです。

釣れたアユも全体的に良型で、中には24㎝以上の大鮎も混じっていました。




近年、不漁続きと言われていた利根川本流も今年は久しぶりに豊漁です。
釣行してみてはいかが?

精悍な顔つきの利根川本流アユ



群馬県漁連


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アゲハ幼虫の臭角

2010年09月05日 18時35分53秒 | 自然観察
9月1日に紹介した我が家のキンカンにいるアゲハ(ナミアゲハ)の幼虫。
この暑さの中でも葉っぱをモリモリ食べ、順調に成育中です。




アゲハ類の幼虫は他の蝶には無い、ある特徴を持っています。
敵から攻撃を受けた際に飛び出す、臭い角です。「臭角」と呼ばれます。


臭角は、普段は頭部と胸部の間の背中側の皮膚の下に格納されているのですが、幼虫を触ったりすると、収納されていた臭角を反転させて突き出し、敵を威嚇します。臭角の表面は揮発性の分泌物で覆われていて、独特の匂いを発散させます。



昆虫写真家の海野和男氏は「小諸日記」の中で、「ぼくなどは子供の頃は、ミカンの葉のような香りに思えて、このにおいがとても好きだった。」と述べていますが、こういう人は少数派でしょう (^^;)
あの何とも言えない強烈な匂いの素は、主にテルペン系の炭化水素だそうです。(ただし、種によって主成分が異なる)
ところで、人にとって“悪臭”と感じられる匂いでも、他の生物にとっては魅力的に感じることもあります。実際に臭角には天敵を撃退する効果があるのでしょうか?
アゲハ幼虫の天敵の一つであるアリを使った実験では、臭角の匂いの成分にはアリに対して一定の忌避効果が認められたそうです。
テルペン類は動物忌避剤にも利用されていますし、目立つ臭角がピュッと飛び出すと鳥も驚くかも知れません。臭角はある程度、身を守る役に立っているんでしょうね。