グッドぐんま 2

ぐんま大好き! 群馬のちょっとイイものや身近な自然を再発見

嶺公園 初秋

2010年09月19日 17時01分26秒 | 自然観察
今日の前橋の最高気温は30.4℃と真夏日でしたが、朝夕はもうだいぶ涼しくなり、ようやく秋がやって来たなぁと感じられるようになってきました。
今朝、嶺公園で見つけた初秋の虫や花など

ナツアカネ






トノサマバッタ 褐色型


ノハラアザミに吸蜜していたツマグロヒョウモン



ツマグロヒョウモンは秋だけ見られるチョウではないですが、秋に個体数が多くなります。以前は群馬にはいないチョウでしたが、今では秋に一番目立つチョウのひとつになっています。
このチョウが北へ生息域を拡大している原因は、温暖化よりも食草であるスミレ科の植物(パンジーなど)が寒い時期でも豊富に存在する状況になったことが大きいと思われます。

ツマグロヒョウモン ~分布拡大中~ グッドぐんま2

ダイミョウセセリ


コミスジ

羽ばたきと滑空を交互に繰り返す独特の飛び方をします。

ザトウムシの仲間

長い脚でふわりん、ふわりんと歩く姿はSFちっく(^^)

ミゾソバ




ヤマジノホトトギス

園内の至る所で咲いていました。

キバナアキギリ

本州・四国・九州に分布するシソ科の多年草。


明日は彼岸の入りですね。

日本鳥学会自由集会 カワウを通して野生生物と人との共存を考える

2010年09月19日 15時04分34秒 | 動物・ペット
昨日は、日本鳥学会2010年度大会の自由集会「カワウを通して野生生物と人との共存を考える」での講演を頼まれ、船橋市の東邦大学習志野キャンパスへ


「カワウを通して野生生物と人との共存を考える」という自由集会は今回で13回目。これまでにも多くのテーマで活発な議論が行われてきました。


私がこの自由集会に参加するのは今回が初めて。多くの鳥の研究者を前にして話をするのは初めてでしたので少々緊張しましたが、エミリーと一緒にやった水産試験場内での実験や烏川でのエミリーの活躍などについて紹介しました。




野生動物の増加、分布拡大によって引き起こされる人間との軋轢は、カワウだけでなく色々な動物で最近大きく取り上げられています。
関係者が知恵を出し合って、なんとか少しでもイイ方向に進めたいですね。


日本鳥学会

野生鳥獣の保護管理(ワイルドライフ・マネジメント)の推進について 兵庫県