1月は誕生月だった。ついでに運転免許証の更新の時期でもあった。
高齢になると良いことも増えるが、面倒くさいことも増える。
特に運転免許は、事故を起こす割合が増えるので返上した方が良い等と言うが、車がなければ生きていけない田舎暮らしの者にとっては致命的だ。
70歳を超えたあたりから、免許の講習内容が変わった。一般のゴールド免許なら30分も受ければ済む内容が、実施運転もしないとなど面倒くさい。
75歳を超えると時間は半日拘束で、料金は1万円ときた。痴呆鑑定のテストもある。自己判断で痴呆はないなと思っていたから、テストの事は心配していなかった。
高齢になると良いことも増えるが、面倒くさいことも増える。
特に運転免許は、事故を起こす割合が増えるので返上した方が良い等と言うが、車がなければ生きていけない田舎暮らしの者にとっては致命的だ。
70歳を超えたあたりから、免許の講習内容が変わった。一般のゴールド免許なら30分も受ければ済む内容が、実施運転もしないとなど面倒くさい。
75歳を超えると時間は半日拘束で、料金は1万円ときた。痴呆鑑定のテストもある。自己判断で痴呆はないなと思っていたから、テストの事は心配していなかった。
最も危惧していたのは、視力だった。私の目は近視に遠視、乱視に飛蚊症、それに白内障ときた。
特に白内障は、時間が経る毎に白いモヤは増え、左目が酷かった。
このままでは免許の更新が無理ではと思い、S氏お勧めのS眼科に予約を入れた。
このS眼科は、他の眼科からの紹介での手術も盛んで、直接予約は難しいと言われるが・・・とれた。ここまで1週間。
「7時半から受け付け出来ますよ。」と聞くも、朝の一仕事は多い。
しかも検査の際に使う目薬のせいで、車の運転は無理かもと言われて、S氏に送り迎えを頼み込んだ。
最近病院に行くことが増えていて、世の中にこんなにも身体が悪い人がいるんだと思っていたが、この眼科の待合も凄い。
検査の後、1週間程で手術が可能なのではと考えていたが、予定がいっぱいで1ヶ月後に延びる。
それでは免許更新に間に合わないではないか。
それでは免許更新に間に合わないではないか。
見えない目でようやく終わった視力検査で「このままの視力でも更新手続きは可能ですよ。」と看護婦さんに言われる。あらら。
まぁ、まな板に載った鯉だもの、せっかくの機会を逃すまい。
と、左目を最初に、1週遅れで右目の手術となった。
その手術は誕生日前で、75歳以降の保険料1割負担に間に合わなかったのだが。
手術は短時間だった。手術前の検査の方が長かった。
麻酔をかけても目は見える音は聞こえる。切って取って、レンズ?を入れてぐりぐりされた。ビビりまくりである。
麻酔をかけても目は見える音は聞こえる。切って取って、レンズ?を入れてぐりぐりされた。ビビりまくりである。
手術後、目薬を差しての眩しさが消えたら、視界が一気に広がった。
白内障の霧の中で一点だけを集中的に捉えていたのに、180°以上が見えるようになった。
しかも眩しい。視野に入る空気の色も真っ白になった。蛍光灯の白色と電球色ほど違う。これはこれで辛いものがある。
白内障の霧の中で一点だけを集中的に捉えていたのに、180°以上が見えるようになった。
しかも眩しい。視野に入る空気の色も真っ白になった。蛍光灯の白色と電球色ほど違う。これはこれで辛いものがある。
手術から1ヶ月を経て、最終の経過検査も終わった。
気がついたことは、白内障の手術をしても視力(近視、乱視)が良くなった訳ではない。元の状態に戻ったまでだ。
気がついたことは、白内障の手術をしても視力(近視、乱視)が良くなった訳ではない。元の状態に戻ったまでだ。
それに加えて、飛蚊症も誤魔化しが聞かなくなった。
落ち着いたら、新たに眼鏡を買おう。これで楽になれば良いなと思っている。
さて、どんなフレームにしようか。