無題・休題-ハバネロ風味-

私の視線で捉えた世の中の出来事を、無駄口、辛口、様々な切り口から書いてみました。

彌彦神社

2023-05-30 12:22:15 | 建築・都市・港


山形のYさんが、彌彦神社は伊東忠太の作品だよ。妖怪もいっぱいいるかもよ。
と仰っていたので、新津美術館から越後平野を突っ切って弥彦山方面へ向かった。
一般道路をクネクネと曲がって、時間通り(ナビの赴くまま)に駐車場へ入る。



話には聞いていたが、随分と有名で大きな神社のようだ。
若者たちの参拝者が多かったが、どうやらパワースポットでもあるらしい。


門前町が出来るほど、大きな敷地を持つ神社だった。





赤い鳥居を潜ると、堀の水を利用した禊場が左手に見えた。
奥には屋根のかかった橋のような物が見える。
敷地が山の懐にあるおかげで、このような水場が使える。
伊勢神宮の禊場しかり、良い条件なのだと思う。



参道は、幾つかの石段を登りながら、本殿へと導く。


御神木なるものが、石柵に囲まれている。
見た目で枯れているのかと思ったのだが、事あるごとに新芽が出て再生するのだそうだ。


石畳も玉砂利敷も、綺麗に清掃されている。
雨が降って、一層空気が澄み渡って行く。


本殿前の随身門に着いた。





狛犬は、通常の狛犬とは少し違うようだ。


拝殿に着いた。この奥に本殿があるが、一般の人は見られない。
背後の山々が段々に霞んでいて美しい。
建物が美しく見えるのも、奥の山々と緑の美しさがそうさせているのだと思う。


弥彦神社のご創建は2400年前。
御祭神は、伊夜日子大神いやひこのおおかみ。御名は 高倉下命(たかくらじのみこと)で、天照大神の曾孫の天香山命 とも呼ばれる。
越後の一宮と言うから、古くからの越後の守り神社なのだろう。



どこかに妖怪はいないかと探すも、見つからず。


複雑な屋根を巧く繋いでいると思う。





雨水を処理する丸石。








欄干も曲線を使っている。


どれだけ腕の良い職人さんがいたのやら。


裏に入り口があるに違いない。


石畳も斜めに継いでいる。


回廊も綺麗だ。


拝殿の中は、よく見えない。

















摂社・末社


十柱神社。なんだか意味深長な名前ですこと。





奥が参集館


参集殿入り口


参集殿より舞殿を見る。
能舞台でも使えるようだ。









石油の精製窯(明治)


重軽の石 軽く持ち上がるときもあれば、重くて動かせないこともあるのだそうだ。
残念ながら挑戦はしていない。











禊場を反対から見た堀。


橋の欄干は赤色なのだが。


格子の奥に神馬がいた。


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