老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

太古の森

2024-11-10 13:18:11 | 老人日記
               
        

お天気が良く紅葉狩り日和。
しばらく行っていない太古の森のメタセコイヤの黄葉を見に。

       

少し早かったみたいで、まだ緑が残る黄葉ぶりだ。

      @   生きてゐる化石メタセコイアの黄葉



       

現在から古代を巡る浮橋を渡る。
大きな池に架かった橋は歩く度に左右上下に揺れる。
子供は橋の揺れも楽しいらしく行ったり戻ったり、元気に私、老人めをはらはらとさせる。
現在から太古へ変身をさせる浮橋。

      @    浮橋の揺れに水草紅葉沿ふ

      

箸を渡りきると可愛い太古の森の入り口の看板が。。。。
以前は無かったようだが、楽しく出迎えてくれる。

         

最初に巨竜がお出まし。
大きな恐竜の背に乗った子供。
嬉しそうな嬌声が聞こえる。

                           
お腹に穴があって、ここか恐竜の腹を潜ったり出たり子供の好奇心は満たされているのかな?


         

次にお出ましが少し背は低いけれど、顔は、おお怖い。
なんとかペトス、、、?って名前だった。

    @     のつしのし歩く恐竜冷まじく

        

メタセコイアの並木を潜って行くと、小高い丘。
丘の上から恐竜が空にむかって吠えている感じで私を見おろしている。  

     



今日の空は良く晴れて秋真っ盛りの感じ。
空を飛行機が飛ぶ。
恐竜と飛行機。
ミスマッチが面白い。

    @    誰が飛ばす紙の飛行機冬うらら

      

手が短い。
その割に大きくて太い足。
アンバランスの恐竜がなんよも滑稽だ。
映画のジェラシックパークを彷彿させる。

        

私の足は巨竜の足の爪と同じくらい。
映画に出てくる美女はさぞかし怖かったでしょうね~。

       

足元に咲いている狂い咲きのタンポポ。

恐竜はわずか、三種類だったけれど、童心にもどって秋の日のひと時を遊んだ。

少し残念はメタセコイアの黄葉に早かった。
もう一度、どこか紅葉の美しい高松の名所をさがして紅葉狩りに再度、挑戦をしなければ消化不良だ。


      @     返り咲くたんぽぽ黄色まぶしけれ


      
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やる気が、、、、(洋服の仕上げ)

2024-11-08 13:24:58 | 老人日記
       

         

長い間ほったらかし、にしておいた縫いかけの服を仕上げる気がおこった。

自分のだらしなさをあらためて認識をした。

袖を縫ったら仕上がるのに、壁に掛けたままにし、毎日見ていながら、ほっぽり出している間に季節が秋から冬に。
生地の感覚としては厚手で今直ぐに縫いあげれば一回くらいは手を通して着れるかも分からないが。。。色目がもう冬の声を聞く今となっては、少し遅い。

        

薄手のジャージー。
この紫色が気にいって買ったもののこれも、ほったらかしにしていた。
薄手のジャージだから縫うのが難しかった。

           

長いスヌードを縫った。


       

このように巻くと首すじが隠れて暖かくなる。
それと襟ぐりが少し気に入らぬので、隠すこともできる。

自分で縫うことは、ボロ隠しがいかようにも出来る事。
快心の作とはゆかぬが、やっと仕上がった。
どれも、少し季節に間にあわなかった。
次のシーズンまでおあずけだけれど、
スヌードだけは、これからの季節に大いに役だてようと思っている。


      @    窓を打つ木枯らし聴きつお裁縫





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干し柿 仕上がりつつある

2024-11-06 11:42:22 | 老人日記
      

渋柿を干してから六日目になる。
だんだんと色が変化をしてくる。
柿をつまむと柔らかい。
食べごろになるには二十日くらいかかるから、待ち遠しい。

      

葉にうぶ毛の生えたピンク色した可愛い花が咲いている。
亡くなった義理の兄にもらった花。
大きく根が張って咲いている。
義兄は亡くなって、もう何年になるかしら?
今、連れ合いである姉が生死の境をさまよっている。
生じゃ必衰の、、、などと言う言葉を思い浮かべてしみじみとなる。

最近の私の、「おつむ」 の具合。
昨日も失敗をした。
大きな袋の洗剤を買った。
持って帰って、洗濯機の傍に置くと、まあなんと、、、、
三袋もあるではないか。
都合、四袋になった。
買う時は洗剤を買わなくては。。との思い込みで買った。
毎日、洗濯をしても、、、、、あるある、ある、、腐る物ではないけれど狭い洗濯場。物で溢れて整理に苦労をする。

玉子しかり、砂糖しかり、油に、マヨネーズ、カレー粉、素麺を箱で買ったり、台所の生理棚もあっぷあっぷしている。

認知症も半ばかな~。
最近、気づいたことに、シャツを裏返しで着ていた。
笑ってしまったが、、、
病院に行く程でもないけれど、買った荷物をレジに忘れて、店員に呼び止められることもしばしば。


     @    太陽に手の平透かす小春かな







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干し柿を作った

2024-11-01 17:24:58 | 老人日記
        

渋柿を30個剥いた。

何日かすると、毎日、まだ硬い柿の実をつまむ。
つまむと柿は飴色に柔らかくなる。
甘くなれ甘くなれと言いながら、、、つまむのだ。
すると20日もすると柿は乾いて甘くなる

今日は、30個も剥くと、それなりに肩が凝った。

亡くなった母の事も思い出しながらの作業。

白いいエプロンに渋が付くと黒い染みとなる。
そんなこんな母恋の柿剥きだった。

実家の二階の窓には、そう柿簾が。
私のおやつに、さてさて母は食べたのかしら?などと思う。

田舎の家は我が家にかかわらず、どの家にも柿簾があった。
ふる里のいま時分の原風景だ。


     @    柿を吊る古人の叡知讃へつつ

     @    柿簾見上げゐる吉野建

     @    柿簾二階の窓をみな塞ぎ



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芙蓉

2024-10-27 01:22:52 | 老人日記
                  

まことに近所の家であるのに、めったに通らない。
こんなに美しい芙蓉の花がさいているとは知らなかった。

思わず
(芙蓉の雪の精をとり  吉野の水、、)寮歌の一節がでてきた。
寮歌の芙蓉は真っ白だけれど。


最近の下着の話。フフフ、、ホホホ、、ちょっと恥ずかしいけれど。

ブラジャーが使えなくなった。
ブラジャーがブラジャーの用をなさないのだ。
おっぱいが下がって(垂れて)、、、まあ恥ずかしい(◎_◎;)ブラジャーにおさまらない。
紐を長く伸ばしても、おっぱいは、上にあがらないものだから困ってしまう。

80才もすぎると、まったくスタイルも悪い。少し猫背だし、、、

せめて馬子にも衣装と、おしゃれは心がけてはいるけれど、胸はぺちゃんこ、お尻は下がり、ああああーアアアー、、、、、、😢悲しい。

ルーズなぷかぷかの服を羽織っている毎日なのだ。

杖をついて八頭身とはゆかぬが、悩みが果てない昨今だ。




     @     憂きことをつかの間忘る芙蓉かな




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