老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

    巨大鏡餅運びを見に、、、、

2019-01-08 17:17:20 | 俳句

    

讃岐市に 長尾寺 がある。

ここは四国八十八か所の八十七番目の札所でもある。

七日正月には、巨大な鏡餅を抱えてどれだけの距離を運んだかを競う「大鏡力餅運搬競技」が行われる。

さぬき市に住んでいた十数年の間にはこの行事を見たことはなかった。

大きな三宝(台)に乗せた大きな鏡餅の重さは180キロにもなる。

それを腹に巻き付けた座布団で支え、力自慢の人が距離がいくら運べたか競争をする。

ラジオでその行事がある事を知り見に出かけた。

長尾寺の本堂の屋根にはその競技の前の持ち投げの行事があるらしく、餅を投げる櫓のような物が設えてある。

餅投げはすでに始まっていて、集まった信者達が競って餅を拾っていた。

    

 その持ち投げが終わって待つこと一時間。

境内の散策を楽しむ。もう紅梅が莟を付けている。

     

露店が並び郷愁を感じる、お腹をくすぐる匂いが漂っている。

     

存分に市と、初めての行事を楽しんだ。

句は餅を拾う(見るだけで拾ってはいない)ようにどこからも飛んでこないし、拾うこともできなかった。

 

          初御空五彩はためく大師寺           

                   喉飴に母の一筆初荷来る

                 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする