老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

    こんなに巨大な鏡餅

2019-01-09 10:05:55 | 俳句

    

境内に、巨大な鏡餅が鎮座をしている。

この三宝に乗っている鏡餅は三宝を含めて180キロもある。

 

       

晒や座布団を腹に巻き餅を置くひっかかりを自分に添ったように工夫をして餅運びの準備に余念がないのは、徳島出身の出場回数48回、そのうち優勝24回の強者で歴史に残るお方。

この方は御年69才。元気いっぱい矍鑠としている。

阿波の餅運び界の「大鵬」と異名を持っているそうだ。

競技には参加をされていないが、出場をすることに意義があり名誉の参加となっている。

   

 右が鳴門から参加の「段さん」  42才。

段さんは、目下、今回も優勝を成し遂げ9回の連続優勝を成し遂げた。

ちなみに阿波の「白鵬」の異名を持っているそうな。

 左は関西から参加の「塩田さん」

彼は明日の西宮戎神社で、神殿に一番先に到着の福男を决める大会のランナー達が集う、門を開く役目をやっているそうだ。

聞いているとスポーツ万能の方らしく、この鏡餅を運ぶ力持ちきょうそうにも選手としてエントリーをしてはるばる関西からの参加をやっている。

     

 段さんの競技の様子。

重い餅を持って境内の25メートルの距離を一往復をし、スタート地点に戻り、もう一度引き返し57メートルの地点で餅を投げ捨てた。すばらしい成績だ。

長尾寺での巨大鏡餅運搬競技。 力自慢の男性はどの方もニコニコとしていて優しく内に秘めている自慢の力の片鱗さえ見せぬ。全く「気は優しくて力持ち」なのだ。

 

          小正月古里なまりの漢ゐて

          小正月遍路にふるまふお善哉

          さぬき一の樟の木さやぐもぐら打ち

          息白し五十貫の餅腹に乗せ

 

    

    

     

     

   

   

コメント
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