のんびりと NHK のラジオ番組の山カフェを聞く。
カフェのパーソナリティをつとめるのは、俳優の石丸謙二郎だ。
低く抑えた声で山男?らしい独特の語り口である。
彼は登山歴40年にもなるらしい。
山の好きな人はいいな~。海も好きだけれど山も良い。
10代で肝臓を悪くした私は体力が亡く、山も海も憧れるのみ。
遠く山の峰を望み夢を馳せ、海岸を散歩をし、水平線の向うの世界を想像する。
最近は散歩さえもままならない。疲労感が残り一年前とも大違いに体力の衰え。
今日の放送は、北八ヶ岳の黒百合平の山小屋、黒百合ヒュッテの山番を名乗る方を迎えてのトークだった。
黒百合ヒユッテは山を愛する人には人気があるらしい。
今天皇が皇太子だった頃、(数年前)にこの山小屋で一泊したと、印象深いお客さまの一人とし語っておられた。
天狗岳登山や八ヶ岳縦走の想い出の手紙が紹介をされて、さてどんな山小屋かと、パソコンで見てみた。
昔、身体に自信は無いが、旅行会社を利用しての旅で、さてどこの山だったか。バスで行ける所までの見物に、、、
その時の見た 這松の辺りで遊んでいる 雷鳥 の姿。想像をしていたよりずっとずっと小さく可愛い雷鳥に驚いた。
黒百合ヒュッテでは年に4回も音楽会を開くそうだ。毎年多くのお客さまを迎えての音楽会。
ピアノはヘリで運んだそうだけれど、一流のオーケストラの楽員も参加をする音楽会はきっと山々に谺をして素晴らしいなだろうな~。
雷鳥を見た山での景を詠んだ。
📯 雲の峰強力楽器背負ひ行く
一歩一歩足を運ぶ背に大きな楽器。小さくなる後ろ姿を見送った。
そんな事を想い出した今日の放送。
倦怠感ばかり動けば披露の残る私の人生だったが、このような楽しい想い出も時として残していたのだ。