(琴電のホームから見える玉藻城のさや橋。この場所は高松の景色で一番好き)
🍣 点滴は一分に3滴寿司喰いたい
CTの検査。
検査をして何も無ければ安心。先生も私も。
朝食抜きで、お腹に造影剤を入れる。
点滴をやりながら欠陥に造影剤を入れると、身体中が暑く燃える。
終わってベッドに戻され、点滴が終われば、先生に検査結果を聞き、無罪放免となる。
ベッドが沢山並んでいる。
天井を仰ぎながら点滴から目が離せない。
二十数年前、このベッドへ6か月、毎日インターヘロンの注射に通った事を思いだした。
その頃は医療費が今のように安く無く、忘れられない身体の苦しさに耐えた。
今の自分があるのは、思い切っての現代医学の発達のおかげなのだ。
今日は治療が終われば、高松市内でちょと美味しい食事をやろうと考えていた。
うなぎ、寿司、懐石、、と点滴をみながら、食い意地をはらしている。
点滴液に、ピンクのカーテンを映す電灯。
俳句を考えている。因果な私。
色とりどりチュウリップの花壇がふいに浮かんだり。
🌷 チューリップ点滴液の中の光彩
検査の結果は概ね正常。(概ね)
血糖値が来院する度に上がっている。
しり取り俳句
昭和 👘 昭和偲べば母の春袷かな
瓶 🌊 ガラス瓶沖縄の夏の空の青