老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

桐の花

2016-05-06 12:34:40 | 俳句

   🐇   桐の花無人でバスは折り返す  



ドライブをすれば、桐の花が至るところに咲いている。
崖の上であったり、渓底であったり、大きい木だから良く目立つ。

   

高く育つので、遠目だったり、普通は桐の木の下から仰ぎ見たりする。

昨年は、ダム湖の辺で、散っている桐の花を見かけた。
十メートルほど離れた所からも良い匂いがする。

五~六センチの花を手にとると、うす紫の蘭の花に似ている。
円錐のラッパのようで花びらは短いのと、長いのがあり、外に反り返っている。こんな形の蘭の花があったような。この美しい花が、上の上にと向って咲いているのである。

昔は娘が生まれると桐の木を植え、娘がお嫁に行く頃は、大きく育った木で嫁入り道具の箪笥などを造ったと聞いたことがある。(まこと常識)

   🚐  桐の花ダム湖に水の満々と

   🚐  花散りて有終の香を桐の花

   🚐  桐の花お遍路杖を休めをり

   🚐  桐の花見えるダム湖の管理棟

   🚐  山藤の登りつめたる立枯木 
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