「大阪水曜ほっと集談会」公式ブログ

12月17日(火)20時~・12月18日14時~(ZOOM)にてリモート集談会&忘年会を開催します

ピリオドを打つのが下手な神経質!

2021年11月21日 07時41分46秒 | コラム 

大阪水曜ほっと集談会一世です。

思わず笑ってしまう、神経質あるあるについて今週はシリーズで投稿いたします。

尚、この神経質の特長は私の独断と偏見によるものです。

念のため森田理論学習の要点とは関係ありません。(笑)

本日は、ピリオドを打つのが下手な神経質についてです。

ピリオド、別名終止符とも申します。

さて昨日は1日中嫌な事ばかりでした。

いつも余裕をもって出勤している私ですが高速道路が渋滞で、遅刻寸前危ないところでした。

出勤して早々に仕事のトラブルで走りまくり、些細なことで同僚とぶつかり、挙句の果てに普段考えられないようなSNS上のミスが重なりました。

昼食も食べる時間もなく嫌々残業。

凹んで帰宅途中、ふらふらで食事をしようと立ち寄った飲食店が最悪でした。

閉店間際で、従業員の早く帰れオーラーが満ち満ちていました。

ダメ押しで、食べかけたと同時にお支払いを先にお願いしますというコメント。

嫌がらせか!!!

仕方なく帰宅して珈琲でも飲もうとすると、舌が炎症を起こしヒリヒリして熱いものが飲めない。

弱り目に祟り目!

このような場合、「こんな日もあるか」と思うのが普通の感覚かもしれませんが神経質者はとにかく引きずってしまい、更に悪い流れを引き寄せてしまうようです。

※仕事で商談が成功した、しかし緊張して声が震えた。

※レストランで料理が美味しかったが、人の視線が気になった。

※なんとか電車に乗れたが、心臓がドキドキした。

いつも、しかしとかだがなどの接続詞がやたら多いのが、神経質の特長のひとつです。

そう言えば、このブログも言い訳が多く歯切れが悪い。

どんなに嫌な一日でも交通事故にも遭わず、何とか仕事に行き、お陰でこのブログを書けた事実を大切にしたいと思う一世です。


2021・11・21 一世

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

柔よく剛を制す

2021年11月19日 10時55分39秒 | コラム 

大阪水曜ほっと集談会一世です。

メジャーリーガーの大谷翔平選手が、イチロー氏以来20年ぶりに見事大リーグでMVPの栄誉に輝きました。

すごいですね。

類まれな資質と身体能力に加えて柔軟性に優れしなやかな体が指摘されています。

元横綱白鵬関も、しなやかな体付であったと何かで読みました。

柔軟であることは、様々なリスクに対応しやすく、怪我が少ないようです。

柔よく剛を制す」という言葉があります。

意味は「柔軟性のあるものが、そのしなやかさによって、かえって剛強なものを押さえつけることができる」ということだそうです。

柔道の世界では有名ですね。

これは性格や考え方にも十分当てはまる事です。

先日も集談会で特に強迫タイプの神経質者は頑固であるというお話がでました。

私自身本当にその通りだと思います。

頑固でひねくれており、おまけに人の話を聴くのが大嫌いでしたね。

集談会への参加で人の話をじっくり聞くことが増えました。

すると、自分はこんな大切なことを聴いていなかったかと思うようになりました。

口はひとつ、耳はなぜふたつあるのか?

禅問答のようですが、考えさせられます。

次女が幼児の時、夫婦喧嘩をした私にごめんなさいと言いなさいと言ってくれました。

頑固な私は、ごめんなさいと言いませんでした。

未だに夫婦仲が?の私です。

自業自得の一世です。

森田先生の言葉より

素直とは、自分でわからぬながら、自分の信頼する人の教えるままに、仮に「そうかなあ」と定めて、試みにやってみることである。

少しも難しいことはない。

「わからない」と断言して、少しも実行してみようとしない。

これが横着であり強情である。

この素直と強情との区別が、治ると治らないとの分かれ道であります。



2021・11・19 一世


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今電話していい?

2021年11月18日 05時40分28秒 | コラム 

福岡の なおちゃんです。

よる遅く、スマホから「ピコン」と着信音。

LINEメッセージの着信音、遠くの大学に行っているうちの子からの1件、「今電話していい?」

いつもは、LINEのメッセージやスタンプですぐに終わる会話、今日いつもと違う。

いいよと返信する。

すぐにLINE電話がかかってくる。

「大切な試験で胸がドキドキして、苦しくて途中で投げ出してきた。採点ギリギリ大丈夫だと思うけど、、、」

「また、あのドキドキが起きてしまうのではないか?と不安で仕方がない」

「大学の相談室に行くと、学内に常駐しているカウンセラーと話しをすることになった」という。

いろいろ自分の経験や助言をするのは簡単、でもグッと我慢する。

できるだけ、話を聞いて具体的に何に困っているか?対話を重ねる

いろいろ話をして、オンライン授業が多くストレスなのかな?ということになり電話をきる。

数日後、スマホから「ピコン」と着信音、「今電話していい?」

いいよと返信する。

すぐにLINE電話がかかってくる。

また、ドキドキの話が続く、カウンセラーと話しをしたけどあまりピンとこなかったという。

ふと、それはいつから?

と聞くと「春からコンビニのバイトしだしてから」

じゃ、ドキドキしだしてから何か生活の変化あったの?

「途中から、シフトを時給のいい早朝に入れられるようになってから」

「早起きしないといけないので、11時くらいに寝るけど、寝なくちゃと思うと眠れないことが多い

「何か、無理しているようでバイトたのしくない」という。

いろいろ話して、最後は「バイト辞めた方がいいかな?急に止めると迷惑かかるかな?」

バイトのかわりは、他にもいっぱいいるし、迷惑かかるなんて気にする必要ない、辞めたらどう?

一時的に生活きつくなるのだったら仕送り増やすので安心していいと伝える。

「じゃ、明日辞めるって電話する」で終わり。

また数日後、スマホから「ピコン」と着信音。

「辞めた。店長から何も言われんかった。心配して損した」

「次のバイトも見つけてきた。模試の採点のバイトで、時給は安いけどネットでできるバイトで、昼間にできるよ」

「また、自分にあわなかったら、すぐ辞める」とメッセージ。

いいね!のマークを贈る。

ただそれだけ。

いろいろ自分の経験や助言をするのは簡単、でもグッと我慢する。

あれから2カ月たったけど、毎日、大学いっているみたい。

LINEの着信音も聞こえてこない。

ちょっと寂しいな。


2021・11・18 福岡のなおちゃん

 

福岡のなおちゃんへ

今回の投稿、ありがとうございました。

何気ない親子の会話のように見えますが、そこには不安に対する森田を活かした寄り添い感があふれています。

アドバイスをしようとすることを少し我慢する。

本人の意思を尊重する。

自分にあわないことはやめたほうが良いよ、とさりげなく遠ざける。

これは集談会においても、とても大切なことではないでしょうか!

過去に思春期の娘のトリセツがわからず、かくあるべしで接していた嫌な親父の一世です。

もう少し早くこのブログを読んでいたらと思いました。

ああ、もう一度あの頃にもどって子育てをやりなおしたい。(泣)

一世


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トマトは、メロンにならない!

2021年11月16日 04時27分03秒 | コラム 

大阪水曜ほっと集談会一世です。

いつもいきなりですが、相田みつを氏の言葉に森田人間学を見つけた私です。

『アノネ、がんばんなくてもいいからさ、具体的に動くことだね』

ところでもうすぐ師走、昨日2022年のカレンダーを貰いました。

今更ながら月日が過ぎ去るのが本当に早いですね。

今年の冬のボーナスもまったく期待できない、トホホな私です。

もうひとつ私の好きな相田みつを氏の言葉を紹介します。

トマトにねぇ いくら肥料をやったってさ メロンにはならねんだなあ

金なし、地位なし、根性なしですが最近、そのまんま一世で生きていこうと決めました。

遅いやろ!

振り返りますと随分人の思惑に左右されて生きてきました。

人は色々勝手なことを言いますが、私の代わりに電気代やガス代を払ってくれるわけではありません。

他人がどうかではなくて、自分がどう感じるか、自分の感覚を大切にする。

これからは、※アイ・メッセージで話すことを習慣にしたいと思います。

※アメリカ臨床心理学者トマス・ゴードンが提唱したコミニュケーションの方法、私を主語にしてどう感じたかを伝える。

そうは言いながらも、人の評価が気になるのが神経質ですね。

私は最近このように感じています。

努力して変わることは変える。

努力しても変わらないものは、遠ざける。

変わらないとわかっていてもそれでもやっぱりメロンが好きな一世です。


2021・11・16 一世

※参照 相田みつを氏・詩集「にんげんだもの」


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

断る勇気と給料泥棒

2021年11月15日 07時58分24秒 | コラム 

大阪水曜ほっと集談会一世です。

最近今までの人間関係の断捨離を考えている私です。

元々それほど交友関係があるわけではないのですが、最近は特に職場に於いてはその傾向が強い。

逆に心が通じる人間とは職場を超えて退職後も関わりたいと思います。

先日も3人で美味しい創作料理のお店に行きましたがこのようなことは、コロナ禍で2年程ありませんでした。

さて先日このようなやり取りがありました。

上司がお正月に、人員が足らないので出勤してほしいという依頼です。

困っているのなら出勤しようと即答しましたが、その上司はキッチリ休んでいる。

後で、しまったと思いました。

おまえが出勤しろ!

真面目や善良であることは、神経質性格の美点であります。

しかしながら不当に心の領域を超えてつけ込んだり侵入する人間が社会にはいます。

善意に基づく行動が必ずしも良い結果になるとは限りません。

家庭や自助グループにおいてもその可能性はあります。

カルト集団に多く見られるようですが、初めに罪悪感を植え付けて他人をコントロールする悪意に満ちた人間が存在することも事実です。

不当に要求された事には、即答せずに考えますと保留にして納得できなければ断ることが必要です。

最近は、メールでも内容によっては完全にスルーしています。

良い人に見られたいという下心や罪悪感から自分の容量以上のことを引き受けて苦しんできました。

このようなことを何十年と繰り返してきましたが、少しづつ断り上手になろうとしています。

サービス残業や休日出勤を山のようにこなしプチ鬱になった私です。

今は給料泥棒に徹しながら定年後の人生を考えている日々です。


2021・11・15 一世


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする