今日は光則寺に咲いていたヤマアジサイ以外の花たちをご紹介します。
山門前も境内も新緑と光でいっぱいでした。
コケリンドウ(苔竜胆) リンドウ科
最初は山門正面の石碑下あたりに生えていましたが、
年々少しずつ居場所を広げ株数も増えてきました♪
日当たりの良い山地や野原に生える2年草です。
鐘形で長さ20~25ミリの淡青紫色の小さな花を付けます。
横にある蓮鉢の中のメダカに気を取られ、この足元に咲く小さな花には気付かない方が多いです。
コナスビ(小茄子) サクラソウ科
平地から山地の道端などに普通に生える多年草ですが、
最近あまり見かけなくなったような…
光則寺でも久しぶりの一株♪
ちょうど一つだけ花を付けていました。
画像だと大きく見えますが、花冠は5~7ミリと小さな花です。
名の由来は、果実がナスに似て小さいからとのことです。
アリドオシ(蟻通し) アカネ科
山地のやや乾いた林内に生える常緑小低木です。
枝には1~2センチの鋭い刺針があり、5月に1センチほどの筒形の白い花を咲かせます。
赤い実は前年の花が冬に熟したものです。
ユキノシタ(雪の下) ユキノシタ科
出番待ちのヤマアジサイ
コウホネ(河骨) スイレン科
フタリシズカ(二人静) センリョウ科
ギンバイソウ(銀梅草) ユキノシタ科
山地の木陰に生える多年草
まだ花は付いていませんが、7~8月ごろには白い花が見られるのではないでしょうか♪
金魚の尾びれのような葉が面白いです。
オオハンゲ(大半夏) サトイモ科
カラスビシャクを大きくしたような姿で、深く3裂した葉は光沢があって柔らかいのですが、
葉の奥に花序があったので撮りきれませんでした。
ツボスミレ(坪菫)
孔雀舎先の斜面が定位置です。
コウゾ(楮) クワ科
別名:ヒメコウゾ(姫楮)
樹皮の繊維が和紙の原料になります。
雌雄同株で雌花序(1枚目)は球形で長い糸状の花柱がまわりにのび出ていて、
雄花序(2枚目)は本年枝の基部に付き、たくさんの雄花が集まっています。
オドリコソウ(踊子草) シソ科
花色は白か淡紅紫色、今年はこの白だけでした。
カラタネオガタマ(唐種招霊) モクレン科
境内に入るとこの花のバナナのような甘い香りが漂ってきます。
春咲きグラジオラス
キショウブ(黄菖蒲)
ニオイバンマツリ(匂蕃茉莉) ナス科
昨年強剪定をしたので、今年は花が少なめです。
咲き始めの花は紫、咲き進むにつれ淡い紫から最後は白に色が変わります。
カラタネオガタマに負けじと甘い香りを放っています。
ウマノアシガタ(馬の足形) キンポウゲ科
ハナイカダ(花筏)の実
テイカカズラ(定家葛) キョウチクトウ科
直径2~3センチほどの芳香のある花を付けます。
花ははじめは白、咲き進むと淡黄色に、、、
スクリュー?風車??のような形が面白いです。
( 撮影日:2018年5月6日 )