花ごよみ

小さな田舎町ですがいろんな野生植物が春~秋にかけて咲きます。順次紹介したいと思います。   

ナゴラン

2015-06-25 08:37:38 | 日記
ナゴラン(名護蘭) ラン科
絶滅危惧 徳島県「絶滅の記録」 環境庁「ⅠA類」

黒潮の影響のある海岸近い常緑林内の樹幹、岩面に着生する常緑のラン。
茎は短く、2~6葉つける。葉は厚い肉質で柔らかく、表は鈍い光沢がある。
花序は側方に開出し、垂れぎみ。花軸は太くて肉質。
側萼片の内側には紅紫色の横線紋がある。唇弁には同色の斑紋が散在する。























  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

キンセイラン

2015-06-24 08:46:06 | 日記
キンセイラン (ラン科)
絶滅危惧 徳島県「Ⅰ類」 環境庁「ⅠB類」

深山の林緑にはえる地生のラン。稀品に属する。
全体にやせ型で、エビネ類としては小形の部である。
葉は常緑で、花茎にはまばらに少数の花をつける。
「和名」は、爽やかな花色と草姿からつけた名で「金星」か「金晴」か「金清」かはっきりしない。





















  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

キバナノセッコク

2015-06-23 08:30:16 | 日記
キバナノセッコク(黄花の石斛) ラン科
絶滅危惧 徳島県「Ⅰ類」 環境庁「ⅠB類」

常緑広葉樹林内の大木の樹幹または岩面に着生し、樹蔭を好む。
茎(分岐)は長く、ときに80㎝になり、半ば懸垂性を示す。
花は淡黄緑色。唇弁は広倒卵形で、より広い。


















オマケ 
我が家に咲いたクジャクサボテン。






  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カシノキラン

2015-06-22 08:20:15 | 日記
カシノキラン【樫の木蘭】 ラン科
絶滅危惧、徳島県「Ⅰ類」 環境庁「Ⅱ類」

おもに紀伊半島から四国南半と九州の暖帯の照葉樹林の樹幹に着生する常緑のラン。
葉は大小、広狭変異に富み、厚い革質でややしなやか、光沢は強くない。
淡黄緑色であるが、満開を過ぎると黄色となる。



















  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ムカゴサイシン

2015-06-21 08:21:34 | 日記
ムカゴサイシン【零余子細辛】 ラン科
絶滅危惧、徳島県「Ⅰ類」環境庁「ⅠA類」

常緑林下の腐植に生える小形の地生ラン。
地下2~5㎝の深さに小球状の球茎があり、それから柔らかい茎を直上して地上に10㎝程の花茎を立て、頂上に1花を点頭して開く。花がすんでから、ほぼ5角形のやや厚手の葉を茎の地下部から出す。花はほとんど閉じた状態。淡緑色地に暗紅紫色の線状の細点を敷くので、汚れた紅紫色に見える。















  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする