花ごよみ

小さな田舎町ですがいろんな野生植物が春~秋にかけて咲きます。順次紹介したいと思います。   

ミヤマムギラン 

2015-06-20 09:07:45 | 日記
ミヤマムギラン【深山麦蘭】 (ラン科)
絶滅危惧 徳島県(Ⅰ類)

紀伊半島から四国、九州の暖地の常緑樹林の樹幹や岩面に着生する小形常緑のラン。
葉はやや厚いが、しなやかでじょうぶな革質、光沢があり、長さ3~4.5㎝。
側出した軸の先に3~5花から成り、紅紫色の色どりが淡黄色の地色の上に重なっている。
まれに色素を欠くキバナミヤマムギランがある。












  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヤマトキソウ

2015-06-19 08:34:40 | 日記
ヤマトキソウ (ラン科) 【山朱鷺草)
絶滅危惧 徳島県「情報不足」

日当たりのよい山地、広陵で、かわきぎみの草地に生える。
花は小形で長さ1~1.5㎝(子房を除く)上向きに咲き、側向しない。
花色は白色に近く、唇弁の先端や花被片の基部付近にだけ、淡紅紫色のぼかしが出る。

















  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ツチアケビ

2015-06-18 08:39:00 | 日記
ツチアケビ (ラン科) 【土通草】

おもに落葉林内にはえる菌根生の腐生蘭ランで、全体に褐色を帯び、葉緑素を持たない。
太ひも状の根は、ときに2mにも伸びる。花茎は直立し50㎝~1m。
花の長さは子房を除いて17~20㎜の長さで半開に終わる。
別名にヤマトウガラシ、ヤマシャクジョウがある。






























  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カキラン

2015-06-17 07:57:24 | 日記
カキラン (ラン科) 【柿蘭】
絶滅危惧 徳島県「Ⅰ類」

向陽の斜面などにはえる地生ラン。
高さ50㎝が中心で、茎、葉ともに強靭で無毛、下部は、鮮やかな紅紫色に染まる。
花序の苞葉は大きく、緑色で、花は水平に開出し、横向きに開き、10個内外。
側花弁の色が柿色に受け取って、カキランの名を生じた。
(盗掘され、現在ではこの場所でしか見ることができなくなった。いずれこの場所の株も採られてしまうかも知れない。)





























  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヒメユリ

2015-06-16 08:39:36 | 日記



ヒメユリ (ユリ科) 【姫百合】
絶滅危惧 徳島県「Ⅰ類」 環境庁「ⅠB類」

茎は直立し、緑色で無毛、高さは30~50㎝で太くない。葉は互生、長さ5㎝内外。
花は濃赤色で、径5㎝くらい。

















  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする