花ごよみ

小さな田舎町ですがいろんな野生植物が春~秋にかけて咲きます。順次紹介したいと思います。   

フガクスズムシ、ショウキラン他。

2015-07-11 08:22:30 | 日記
フガクスズムシ【富岳鈴虫】 ラン科
絶滅危惧 徳島県「Ⅰ類」環境庁「ⅠB類」

6日(月)には確かにあったフガクスズムシ、知り合いより連絡があり、8日(水)に見に行ったが、5株ほどあった株が残念ながら4株盗掘され、樹上5m位のところに1株だけ残っていたのを300㎜望遠レンズで撮影、手持ちで撮ったのですべて手振れ、その中の1枚をトリミング。盗掘した人を恨んでも仕方ないけど・・・ザンネン。





道中に咲いていた花をパチリ(以下の花はコンデジで撮影)
ショウキラン【鍾馗蘭】ラン科
絶滅危惧 徳島県「Ⅰ類」
花径は5~20㎝、長い花梗で直立するが、開花面は側向し、半開、全体肉質、淡紅色、唇弁は白く距の先だけ淡黄となる。










ウメガサソウ【梅笠草】 イチヤクソウ科
常緑の多年草。高さは約10~15㎝、茎は直立して、頂に1個の白色の花を下向きにつける。



タマカラマツ


ウチワマンネンスギ




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オオヤマサギソウ

2015-07-09 08:16:01 | 日記
オオヤマサギソウ【大山鷺草】 ラン科
絶滅危惧 「徳島県Ⅰ類」

針葉樹林の林縁におもにはえる地生ラン。
茎の下部に不鮮明の条線があり、大きな葉を2枚離れてつける。
花は淡緑色から黄緑色、白色のものまであるが、緑色の濃いものほど花期が早い。

















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クモラン

2015-07-06 08:39:03 | 日記
クモラン(蜘蛛蘭) ラン科

小形の着生無葉ラン。幹の樹皮が滑らかな大形の低木につき、2~3の小さい花をつける。
花は淡緑白色で1日花、花梗がねじれないから唇弁が上方に位置する。














イワギボウシ

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タシロラン

2015-07-05 07:54:37 | 日記
タシロラン【田代蘭】 ラン科
絶滅危惧 徳島県「Ⅰ類」 環境庁「準絶滅危惧」

腐植に富んだ地下に根茎があり、これから葉緑素を持たない短命な茎を立てて花をつける。
花は閉じぎみに開き、全体に白黄色。
和名は植物採集家、田代善太郎氏を記念して、牧野富太郎先生が1906年、「タシロラン」と命名された。

























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オオバノトンボソウ

2015-07-04 09:20:58 | 日記
オオバノトンボソウ【大葉蜻蛉草】 ラン科

数十年前には、山すそ、山道、山間部の田の畔、雑草に見間違えるほど、どこにでも生えていて見かけた花でしたが、最近ではすっかり見る事が少なくなり、見つけた花も花の咲く頃になると鹿に食べられ、撮影が難しくなりました。

茎の高さ50㎝にもなり、まんべんなく葉をつけて、下方の2~4葉は特に大きい。
花は20個内外がつき、開花面は下を向いている。
















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