せろふえ

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昔に戻ることができたら

2019年09月30日 | シロート考え
 タイムマシンといえば、昔友達に、戻れるとしたらいつの自分にもどりたい?と聞かれたことがある。
 うーん。それって、どういう条件というか、今持っている知識をもったまま戻るのか、でもそれってずるい気もするし、ただ昔に戻るなら同じことをくり返すだけだろうしなあ、と答えた記憶がある。
 はるか昔、二十歳くらいの若者が昔に戻る空想ってのが若者らしくて良いけれど、まあそれはともかく。
 ただ戻るだけなら、くりかえし、楽しいことも、それ以上に恥ずかしいこともくり返すのか。それでも学生時代は今考えれば無責任な時代で、戻りたい気もする。でも当時は無責任ではなく、わけのわからない不安の中で生きていたのだ。
 今持っている知識や能力はそのまま、元気な肉体を持った昔に戻る話は、谷口ジローの「遙かな町へ」がすばらしいSFだとは思うのだけれど、やっぱりずるいというか、それって自分がスーパーマンになるということと、しかも自分でありつづけることと分かちがたく結びついていて、つまりとてもナルシスティックじゃない?
 昔に戻るに当たって、なにか1つだけ変えるなんていうゲームのルールを設定することも考えられる。どうせ空想なんだからなんでもいいけれど、もっと身体の大きな頑健な肉体をもって、とか、あるいはたとえばチェロじゃなくてオーボエを選べばよかったなあとか。
 今の妻でなくあっちの女にすればよかったかも、というのは藤子不二雄が異色短編集に書いていて、これまた傑作なのだ。結局自分が変わらなければ同じように後悔するはめに、あるいは同じように楽しめたという気はする。

 こんな年寄りになってまでこんなことを考えているってのは、現実逃避?よっぽど今の状況が不満なのか、それとも憂うことが少なくなって、暇にあかせてくだらないことを考えているのか。

むかれた黒ニンニク

2019年09月30日 | 食べる・飲む

 次女がニコニコというわけでもないが「おとーさん、ニンニク」と言って差し出したのを見ると。黒ニンニクがすべてむかれているのだ。笑ってしまった。しょーがねーなあ。でもまあ支障ないか、1個食べて、ラップをかけて、冷蔵庫に入れた。忘れそうだ。