フシグロセンノウ (ナデシコ科)
林の縁などでひと際目立つ朱色の花フシグロセンノウ。
草丈は30cm位になりますが、見つけた花は雑草に埋もれて
花だけがヒョッコリと顔を見せていました。
花径4cm余りもあるでしょうか、明るい朱色は華やかで
林を明るくしています。
萼は筒状となり、長さ3cm位で棍棒状。
名は節が暗茶色を帯びることから。
センノウ(仙翁)は中国原産の観賞用の植物で
花径4cm位の深紅色の花。昔、京都嵯峨の仙翁寺に伝わって和名「仙翁」
その仙翁の名を貰っていますがフシグロセンノウは日本の植物なのだそうです。
分布:関東地方以西の本州、四国、九州
花期:8~9月