絵手紙

パソコンによる絵手紙をはじめて・・・

クサギ

2009-08-18 22:32:11 | 花おりおり
クサギ(臭木) クマツヅラ科

  

臭木と名が付いているだけあって葉をちぎってみると異様な臭いがします
しかしその臭う葉も若葉の頃には山菜として食べられるそうで驚きです
収穫時に臭いが鼻に付くがしばらくすると臭いを感じなくなる。

近くの川の遊歩道沿いに植えてあった親木は3年前くらいに枯れ
毀れ種?であちこちに生えまだ小さい木ながら花を咲かせています。
辺りは好い匂いに満ちています
葉の臭いは(臭)花の匂いは(匂)です

花びらは萼から長く突き出してその先で開く。
雄シベ、雌シベはその中からさらに突き出す。
花弁は白、萼ははじめ緑色で次第に赤くなる。
果実は球形の青色。9~10月に熟す。



分布:北海道、本州、四国、九州
花期:8~9月

アキノタムラソウ

2009-08-17 14:54:47 | 花おりおり
アキノタムラソウ (シソ科)

  

アキノタムラソウと名が付いていますが秋より早く7月始めごろから
もう咲き始めています。

山野の道端や畦などに普通に生える草丈30~80cmの多年草。
茎の上部に長さ10~25cmの花穂を出し、
1~1,3cmの淡青紫色の唇形花を数段つける。
花穂が長くあちこちに伸びているのでどうカメラを向けたらと苦心します。

花は6個前後が一つの節に付き日光のあたる方向に偏る。



分布:本州、四国、九州
花期:7~10月

海のエジプト展とみなとみらいの観覧車

2009-08-16 23:24:06 | Weblog
   

お盆休暇無しの私を気遣って下の娘が自分の最後の休みの日を付き合ってくれることになり、
海のエジプト展を横浜まで見に行ってきました。
桜木町で待ち合わせ、パシフィコ横浜まで歩きながら辺りを見回す。
ビル、ビル、ビルですが東京とは一味違うビル群・・・不思議です。

海のエジプト展は紀元前30年津波や地震などで海に沈んだエジプトのアレキサンドリアの海底遺跡で発掘された数々の至宝が展示されています。

発掘技術の素晴らしさに感心し、発掘された巨像や神殿の守り神スフインクスなど
栄華を誇ったエジプトを彷彿させられ感動でした。
クレオパトラが愛した香りなども再現されており
会場を出たのは3時間後・・・たっぷりとエジプト文明に浸り少々疲れ、

外へ出て目に付いた大きな観覧車!乗ってみました。
素晴らしい眺めに又感動!!
古代から最新の文明へ・・・・目まぐるしい一日でした。



  

ヤブミョウガ

2009-08-15 23:35:46 | 花おりおり
ヤブミョウガ(藪茗荷) ツユクサ科

  
茗荷と名が付いていますが茗荷はショウガ科でヤブミョウガはツユクサ科です。
近くの里山の林の中で良く見かけるますが暑い日など藪茗荷の涼しげな花を見ると
ホッとします。
お盆にお寺さんに行くといつも一輪挿しに藪茗荷が活けてあり
落ち着いた静かさをかもし出しています。

葉の感じが茗荷に似ていることからヤブミョウガですが
藪茗荷の葉や茎はざらつきます。
高さ0,5~1mの多年草。

花序は円錐花序で数段、白い花が輪生する。


  

分布:関東以西の本州、四国、九州、沖縄
花期:8~9月  

フシグロセンノウ

2009-08-14 23:19:48 | 花おりおり
フシグロセンノウ (ナデシコ科)

  

林の縁などでひと際目立つ朱色の花フシグロセンノウ。
草丈は30cm位になりますが、見つけた花は雑草に埋もれて
花だけがヒョッコリと顔を見せていました。
花径4cm余りもあるでしょうか、明るい朱色は華やかで
林を明るくしています。

萼は筒状となり、長さ3cm位で棍棒状。
名は節が暗茶色を帯びることから。

センノウ(仙翁)は中国原産の観賞用の植物で
花径4cm位の深紅色の花。昔、京都嵯峨の仙翁寺に伝わって和名「仙翁」
その仙翁の名を貰っていますがフシグロセンノウは日本の植物なのだそうです。



分布:関東地方以西の本州、四国、九州
花期:8~9月

ハエドクソウ

2009-08-12 10:01:50 | 花おりおり
ハエドクソウ (ハエドクソウ科)

  
草丈30~70cm花茎もあちこちに伸び小さな花は写真に撮りにくい
ハエドクソウとは、なんとなく危険を感じる名前ですが、
根を煎じてハエ取紙に使用したことからの名
こんな可愛い花が咲く草に思いがけない役割があったのです。
しかし、今では出番がない根っこ。
淡紅色の花はひっそりと咲いています。



実はイノコズチに似て衣服に付いて運ばれる。
一属一種、小さい花ながら胸を張ってる???

分布:北海道、本州、四国、九州
花期:6~8月

ヤマノイモ

2009-08-11 22:55:33 | 花おりおり
ヤマノイモ  (ヤマノイモ科)

  

林の縁やフェンスなどに絡み付いているハート型の葉。
良く目にするのはオニドコロですが時にはヤマノイモも見かけます。
ヤマノイモは自然薯といって「とろろ」にすると最高!
栄養価も高く夏ばてなどに好いとされています。
葉腋にムカゴを付け、ムカゴもまたムカゴご飯などにして食される。
良く似たオニドコロは苦くて食には向かないようです。

オニドコロと良く似ていますが
花咲く時期はひと目で見分けが付きます。
ヤマノイモの花は白く、オニドコロに花は淡緑色。

花の咲かない時期に見分けるにはヤマノイモの葉は対生。
オニドコロの葉は互生。



鬱蒼とした林の縁で白い小さな花は美しい。
雌雄異株上に立ち上がって咲くのは雄株。
雌株は垂れ下がり花もまばらに付く。

分布:本州、四国、九州
花期:7~8月

ハグロソウ

2009-08-10 15:26:12 | 花おりおり
ハグロソウ (葉黒草)  キツネノマゴ科

   

高尾山の麓で良く見られるハグロソウですが
何時の頃からか我が家の庭に住み着き、増えもせず絶えもせず
時々思い出したように可愛い花を咲かせます。

花冠の下部は押しつぶしたように平たく花冠の先は2裂し、
下の花弁が舌を出したようで面白い。
対生する葉が暗緑色なので「葉黒草」という名です。



山地や丘陵の木陰に生える草丈40cmくらいの多年草。
まばらに分枝する。

分布:関東以西、四国、九州
花期:7~8月

キンミズヒキ

2009-08-08 22:46:21 | 花おりおり
キンミズヒキ(金水引) バラ科

  

林の縁や山道でひょろりと伸び穂状の黄色い花は心和ませる。
細長い花序をタデ科のミズヒキにたとえ、花が黄色なので「キンミズヒキ」

花径5~10mmの5弁の花を花序の下から上に次々と咲かせるので花期は長い。

実は2~4mmで硬いかぎ状の毛が多数あり動物や人の衣服に付いて運ばれる。



分布:北海道。本州、四国。九州
花期:7~10月

カリガネソウ

2009-08-07 22:08:15 | 花おりおり
カリガネソウ(雁金草)  クマツヅラ科

  

花柱と雄蕊が湾曲して花の前に突き出ているユニークな花カリガネソウ。
丸い小さな蕾も可愛い!
残念なことに異臭があるのが欠点?
草丈は1mくらいの多年草。

蜜を吸う蜂の重みで蕊が下がり蜂の背中に花粉を付け運んでもらう知恵者?です。
花それぞれの工夫の妙に感心させられます。

花の姿が雁金に似ている?(そういえば、家紋の雁金に似ているかも)
似ている似ていないに拘らず、美しい名前をもらって良かったね

別名:帆掛草(ホカケソウ)
別名のほうがすんなり納得できるような気もします。



分布:北海道、本州、四国、九州
花期:8~9月