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30代の女性たちへ~その1 おめでとう

2006年12月19日 | mama
30代の女性たちへ~その1 おめでとう

こんなタイトルをつけると
私はかなり年配者のようだが、
れっきとした、私も30代の女性。

今、30代の女性の生き方が本当にさまざまなので
それについて感じたことを書いてみようと思う。
ちなみに、
そんなことが出来るのは多分、
私が
女性が経験するであろうことをひととおり
この年としては経験したから。
いいことも、そうでないことも。


~産まれたばかりの双子ちゃんに、ベビーピンクのバラを。~


今朝、嬉しいメールが届いた。
お花のレッスンの生徒さんから。

”双子の女の子を出産しました

何だか、生徒さんのお子ちゃまは
私にとって、ちょっとした”孫誕生”気分だ。
第1子誕生後もわざわざ顔を見せに
連れてきてくれた。
第2子が双子ちゃんとは!
また
そのメールで偶然にも
もう一人の生徒さんもやはり双子を出産予定とか

少子高齢化は本当に深刻な問題だと思う。
そんな中、双子が続々誕生は
日本の国のためにもすごく、嬉しいニュースだ。

母子ともに3ヶ月以上も入院しての大変な出産だったらしいが
とにかく、無事退院できました、と
退院後すぐにメールを下さった。

ありがとう本当に嬉しいです。


にぎやかな、クリスマスになりそう。


先日、あるパーティーの席で
二人の女性が向かいに座った。
お肌の感じからして・・・私より若い。
でも、会社の一員としてパーティーに出るということは、
おそらく30代であろう。

一人は、独身。 もう一人は結婚しているけど、子供無し。

聞いているつもりはなくても、
二人の話は耳に届く。

”この間、Y子に会ったら、もぉ、ガッカリだよお。
あんなにオシャレだったのにさ、
子供産むとあんなに変わっちゃうもんなんだね。”

”そうそう、ショップとかにバギー(*)とかで
平気で入ってくるしさ、迷惑だよね。”

(*)バギー・・・子供を乗せた、昔でいうところの乳母車

”なんか、子供の話しかしないしさぁ、
あんなふうにはなりたくないよね・・・・”


・・・・と、まあ延々とこの話題が続く。
私は聞いているうちに何だか胸がつかえるように感じて
せっかくのイタリアンの味がわからなくなってしまった。


仕事をする女性だけが、素敵なわけじゃない。
かといって
出産した女性が、女の王道を行っているといいたいわけではない。

私が言いたいのは、
どちらも、頑張ってるんだ、っていうこと。

仕事も30代ともなると、可愛がられるよりも結果を
求められるようになるだろうし、真剣勝負だ。
当然、頑張れば見返りもあるし、やりがいも出てくる。
女性として、輝ける時だ。

出産と子育ても、体を張った大仕事だ。
幸せもあふれるようにいっぱいだが、
思うようにならないことや、何しろ、自分のことが
どうしても後まわしになる。
雑誌VERYのような優雅で素敵なママたちもいる。
だけど、自分の洋服を買うよりも
子供にシーズンごとに可愛い服をそろえてあげたくなる、
そんな母性は、生き物として、女性の本能でもある。


・・・結婚するまでは、
あるいは、出産するまでは、同じ道を歩いている女性たち。

ところが、この分岐点からは
お互いが遠くなっていく。

やがて、いろいろなことを経験していくうちに
相手を思いやれる気持ちも生まれてくるだろう。

だから、

30代の女性同士、
お互いの立場は違うけれど、

批判じゃなくて、
応援してあげよう

みんな、頑張っているのだから。

そういう自分をきっと
今より、好きになれるから。