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鹿児島紀行~豚しゃぶと桜島

2008年08月20日 | せずにはいられない・・旅の話
鹿児島紀行~豚しゃぶと桜島













鹿児島中央駅に着いたのは丁度夕食の頃。

この日の宿泊は1泊朝食付きの鹿児島東急ホテル。


”ぜったい、黒豚のしゃぶしゃぶ食べる

と息子は出発前から意気込んでいた。


重いのであまり”るるぶ系”の旅行雑誌を持たずにきたので
どこで”黒豚しゃぶ”食べようか・・・。
とりあえず、ホテルに行ってから様子を見ようかな・・と
思いながら、鹿児島中央駅のタクシー乗り場へ向かう途中、


”あった、<いち・にぃ・さん>だ!”

と息子。









篤姫のドラマストーリーに広告が出ていて
息子が行きたいと思っていた店が偶然見つかる。


人気の店のようで、かなりの行列。


私の会社というか、お店にも毎日
ありがたいことに、かなりの行列が出来ているにも関わらず

私は”並んでまで食べるのはなぁ・・・”という
あっさり系。

しかし、この日はもう後はホテルで休むだけなので
行列に加わることに・・・。

50分くらい待たされて、ようやく店内へ。


待望の豚しゃぶ、登場。








ここの豚しゃぶは、
なんとそばつゆにつけて頂く。

出汁にそばつゆをいれ
そこにたっぷりと葱の刻みをいれ
そして、しゃぶしゃぶした豚肉を頂く。

あっさりして、葱はお替わり自由だし
ヘルシーな感じ。


息子は〆のおうどんをお替わりし、
お腹パンパンにふくれあがるまで、堪能した様子。


そして、宿泊先の鹿児島東急ホテルに向かった。





ホテルの部屋の目の前は桜島



この鹿児島東急ホテル、いまだかつて
経験したことのないほど、お得なホテルだった。

確か、一休.comでのプランを予約したのだが
一人10,000くらいですご~くお得感あふれるホテルだった。


まず、

1.一人につき、20分の無料マッサージ付。(もちろん、お部屋で)
2.朝食はゆっくりルームサービスで。
3.ホテルのプールは無料
4.しかも、サンダルやバスローブなどすべて貸してくれる
5.チェックアウトは12:00!



チェックインした私達は、シャワーを浴びて
早速マッサージ。

またこのマッサージのおばちゃまがいい人で
息子が勉強で肩がバンバンにはっていたので
すご~くサービスでたっぷりやってくださった。


そして、翌朝は桜島を眺めながら
お部屋でゆったりと朝食






そして、10時から1時間ほど
ホテルのプールで泳ぐことに・・・。


照りつける太陽と力強い雲。

鹿児島では本当に土地にも、空にも”力”を感じる。


プールの真上にはこんな雲が・・・







ホテルを出た後、
歴史マニア君の息子に従って

・NHK大河ドラマ<篤姫館>
・維新ふるさと館

に行き、当時の歴史をじっくり堪能。

息子はひとつひとつの展示物をじっくり見て歩くので
結構時間がかかる・・・


そして、タクシーに乗って
市内の歴史的な箇所をささっと回ってもらう。


このタクシーの運転手さんがまた笑えて、

”こっち(鹿児島)じゃ、なんていっても
西郷さんなんだよ。

大久保(利通)ははっきり言って、敵じゃ。”

と、はじまる。


なので、西郷さんのゆかりのところばかり
丁寧にまわり、

大久保(利通)や小松帯刀、篤姫なんて
どうでもいい、という。

”ドラマはじまるまで、こっち(鹿児島)じゃ、
篤姫さんの住んでたところなんて、みんな知らなかったし
草ぼうぼうで全然整備もされていなかったよ。”と。




鹿児島の人は、なんといっても、西郷さん(らしい)



何でも、この西郷さんの銅像のところは
みんな市民がボランティアで掃除をしたり、草むしりをしたりして
いつもきれいにしているのだけれど

大久保さんのところは誰もボランティアで掃除をしようとしないらしい・・・。


どちらかというと
知的で冷静な大久保利通が好きな私は複雑な心境に・・・


息子ももっとゆっくり
小松帯刀の像とか鶴丸城を見たかったのに
西郷さんばかり・・・でちょっとご機嫌ナナメ・・・



最後に島津家別邸の磯庭園で降ろしていただく。

渋い息子はお抹茶付の庭園説明コースを選択。

別邸の中をゆっくりとまわり、お抹茶を堪能している・・・。



その頃、私はそろそろ時計が気になりだす。

”・・・あのお・・・、
今日予約している旅館、めちゃくちゃいい旅館で
お値段も高かったから
早く行こうよぉ~。もったいないよぉ~” と、私。



お土産に薩摩切子の自分用のきれいな
ブルーのグラスを購入して
ご機嫌になった息子の手をひいて、

一路、妙見温泉へ



堂々とした桜島と、西郷さんを思わせる
大きな、大きな入道雲にさよならを告げて・・・。