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ディーピカさんの、パシュミナ

2008年10月21日 | 見つけたHappyたち
ディーピカさんの、パシュミナ




私の職場に、ネパールから来ている
ディーピカさんという女性が働いている。

侮る無かれ、彼女は5ヶ国語を話す事の出来る、才女だ。



最近、姿を見ていないな、と思ったら
国に帰っていたという。


そして、しばらくぶりの出勤の昨日の朝、
私に小さな紙袋を渡してくれた。




鮮やかなピンク色の、パシュミナ



袋の中には

とてもきれいなオリエンタルな柄のスパンコールが華やかな、

ショッキングピンクの美しいシルク入りのパシュミナが入っていた。



”いいの?こんなに素敵なもの頂いて・・・”

私は彼女に聞く。


彼女は、照れくさそうにうなづきながら、
その場を去っていった。


私はしばらく、その美しいパシュミナを
抱きしめながら胸が熱くなるのを感じた。


私は彼女が

朝早くから一生懸命職場で働いていて、
さらに夕方からは別の場所で働いていることを、知っている。

そうやって溜めたお金で
国に帰るだけでも、大変なのに

こうして、私に、こんな素敵なお土産を用意してくれるなんて・・・



パシュミナの素朴な、ほんわかとした手触りの温かさと
ディーピカさんの、人柄が重なって

私はココロの底から嬉しくなった。

そして、
ここのところ、


ココロに隙間が出来ていた部分を
優しく、覆ってくれた。









ココロは本当のことを、感じている。


ただ、自分の都合の良いように
物事を考えたり、相手の言葉を受け取ったりしている。


また、最近は今までにないくらい、

約束を平気でドタキャンされたり、
あつくるしい嘘を平然とつかれたり、
公然とショックをうけることがあったりして


かなり、ココロの隙間が広がっていたところ、だった。


自分でまたまたそれを感じないように
無理をしているのもわかっていて・・・。


そんな私のココロを
ディーピカさんの、パシュミナが包んでくれた。

無言だけれど、温かい。
一生懸命の気持ちって、本当に温かく感じるものなんだ。


うわべの、にせの、その場かぎりの、
甘い、優しい言葉たちは、

こんなに温かく感じない。

ココロがきしむ音すら、する。



思いがけない贈り物は

これからの季節、

私のココロも、カラダもくるりと包んで

優しい気持ちを感じさせてくれるだろう・・・・。