九州の神社めぐり~その3 霧島東神社
宿を出る時、お世話になった仲居さんが
”狭野神社に行かれるのですか?
お好きなのですか?神社。”
と。
”はいっ。大好きなんです。”と、私。
すると仲居さんが
”霧島東神社がパワースポットらしいですよ。
なんの、パワーか知りませんけど。”
と教えてくださった。
狭野神社が目的地だったので
霧島東神社はノーマークだったが
地図を見ると、狭野神社の近く。
運転手さんにお願いして、霧島東神社にも立ち寄ることに。
”パワースポット”と聞いたからには
通り過ぎるわけには、いかない。
急勾配の坂を上り、
こんなところに神社があるの?と少々不安になるような場所。
しかし、神社の前は突然、視界が広がる。
車を降りて、その素晴らしい景色に息を呑む。
御池をのぞむ
鳥居の奥はうっそうと木が生い茂り
暗くて良く先が見えない。
鳥居の下にうつっている白いぼんやりとした光はなんだろう・・・?
この神社に住んでいるなにものかが、
東京からはるばる一人でお参りに来た
めずらしい女性を迎えにきてくれたのかも、しれない。
狭野神社の参道は
杉並木が長く続いた。
いえば、長野の戸隠神社みたいな感じ。
とするならば、この霧島東神社は
いきなり階段からはじまる参道で
いえば、群馬の榛名神社みたいな感じ。
全く人の気配がなく、
木の陰から天狗でも出てきそうな深い緑の木々に
包まれた階段をひとつ、ひとつ上っていく。
そして、
2本のまっすぐにのびたご神木の向こうに
鮮やかな社殿があった。
ひとけの無い神社なのに
社殿は華やかで、清潔感もあり
ぴりぴりした緊張感、みたいなものすら感じる。
どこかで、誰かが見ているような。。。
とっても不思議な感覚に襲われた。
なんのパワーかはやはり私にもわからないけれど
確かに
ここには何かが、誰かがいるような気がしてならなかった。
とても・・・
とっても静かで、物音ひとつしない場所なのだけれど。
鳥居の近くに井戸があり、そこは
神龍の泉 「忍穂井」
と書いてある。
そしてその説明書きには
~ 鹿児島藩 名勝考 巻ノ七 (鹿児島大学図書館蔵)
この池は龍神の安息池にして太古より霊泉として効験あらたかなり
されど東方よりこの池に女人の影が映ずれば 忽ち異変ありと伝へ
らる (一名 鏡井ともいう)~
と書いてあった。
東方より女人?
アレレ?私、東京からだからまずかったかな?
ということで
この井戸の写真は撮らなかった。なんとなく、念のため。
鳥居の向こうは何となく<不思議な神域>である
霧島東神社。
鳥居をくぐり、再び
下界(?)に戻った私は目の前に咲いている
しだれ梅の美しさに
ほっとした感を覚えた。
謎のパワースポット
霧島東神社の、お話。
宿を出る時、お世話になった仲居さんが
”狭野神社に行かれるのですか?
お好きなのですか?神社。”
と。
”はいっ。大好きなんです。”と、私。
すると仲居さんが
”霧島東神社がパワースポットらしいですよ。
なんの、パワーか知りませんけど。”
と教えてくださった。
狭野神社が目的地だったので
霧島東神社はノーマークだったが
地図を見ると、狭野神社の近く。
運転手さんにお願いして、霧島東神社にも立ち寄ることに。
”パワースポット”と聞いたからには
通り過ぎるわけには、いかない。
急勾配の坂を上り、
こんなところに神社があるの?と少々不安になるような場所。
しかし、神社の前は突然、視界が広がる。
車を降りて、その素晴らしい景色に息を呑む。
御池をのぞむ
鳥居の奥はうっそうと木が生い茂り
暗くて良く先が見えない。
鳥居の下にうつっている白いぼんやりとした光はなんだろう・・・?
この神社に住んでいるなにものかが、
東京からはるばる一人でお参りに来た
めずらしい女性を迎えにきてくれたのかも、しれない。
狭野神社の参道は
杉並木が長く続いた。
いえば、長野の戸隠神社みたいな感じ。
とするならば、この霧島東神社は
いきなり階段からはじまる参道で
いえば、群馬の榛名神社みたいな感じ。
全く人の気配がなく、
木の陰から天狗でも出てきそうな深い緑の木々に
包まれた階段をひとつ、ひとつ上っていく。
そして、
2本のまっすぐにのびたご神木の向こうに
鮮やかな社殿があった。
ひとけの無い神社なのに
社殿は華やかで、清潔感もあり
ぴりぴりした緊張感、みたいなものすら感じる。
どこかで、誰かが見ているような。。。
とっても不思議な感覚に襲われた。
なんのパワーかはやはり私にもわからないけれど
確かに
ここには何かが、誰かがいるような気がしてならなかった。
とても・・・
とっても静かで、物音ひとつしない場所なのだけれど。
鳥居の近くに井戸があり、そこは
神龍の泉 「忍穂井」
と書いてある。
そしてその説明書きには
~ 鹿児島藩 名勝考 巻ノ七 (鹿児島大学図書館蔵)
この池は龍神の安息池にして太古より霊泉として効験あらたかなり
されど東方よりこの池に女人の影が映ずれば 忽ち異変ありと伝へ
らる (一名 鏡井ともいう)~
と書いてあった。
東方より女人?
アレレ?私、東京からだからまずかったかな?
ということで
この井戸の写真は撮らなかった。なんとなく、念のため。
鳥居の向こうは何となく<不思議な神域>である
霧島東神社。
鳥居をくぐり、再び
下界(?)に戻った私は目の前に咲いている
しだれ梅の美しさに
ほっとした感を覚えた。
謎のパワースポット
霧島東神社の、お話。