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3199文字の、快感

2011年03月25日 | work
3199文字の、快感



あんまりじとっとしたブログを書いていたものだから
励ましのコメントをいただいたり
メールをいただいたり、した。


お会いしたことない方も
このブログを読んでくださっている。

今日、コメントをくださった”ゆさま”もそのお一人。

不思議と、ゆさま、のコメントを読んだら
ほっこりとした、優しい力が沸いてきた。

友人のチヨコさんやハコさんからもメールやTwitterが届く。

そして、今日、震災後はじめて、
今までの仕事の流れをつくってきてくださった
フルタさんとも電話で話しをすることが出来た。


パソコンや携帯メールや電話から
思いやりや愛情や勇気や元気が届けられる。

人って
やっぱり一人で生きていくものぢゃないんだな、と
つくづく思った。

みんな、アイシテルよっ



今日は論文を書いた。
外交関係者や学会の方向けの月刊誌の巻頭エッセイ。
非常にハイレベルの冊子で
私的にハードルの高い冊子だ。


皆さんも頑張っているのだから私も頑張らないと。

”集中”。

勝手にこの論文を3600文字だと思い込んでいた。
3750文字くらいになってしまったものを
きっちり、3600文字に仕上げた。

ちょっと才能すら感じた。

そうして、依頼文を読み直すと
3200文字、と書いてあった。

そこから、400文字(原稿用紙1枚分だ)を削らなくてはいけない。

何度か細かい修正を加えて、最終的に文字数をチェックすると
3199文字

なんというか、快感。


私の脳みそは超文系だ。
家系のどこを探しても理系がいないのが自慢(?)のわが家族。

小学生の頃から作文が得意だったのが
中学、高校では小論文が得意に変わり
おかげさまで一昨年、本も出版することが、出来た。

考えてみると、
小学生の時の先生のおかげだ。

あの時、作文を褒めてくれてくれたところから
この流れは続いてきた。


先日、3学期を終え、春休みとなる息子を学校に迎えに行った時。

廊下で、息子が

1番得意の歴史の先生と、
1番苦手の数学の先生とすれ違い

偶然、両者面談が始まった。


歴史の先生的には息子は歴史が出来るのでとっても良い子で期待している、と言われ
数学の先生からは息子は成績もさることながら授業態度も悪く、難しい生徒だと言われた。
両者の先生の息子感は真っ向から対立し、言い合いになっていた。


結局数学の点数が良くないということについて、チューターの先生からもそのことについて
メールもいただいた。


でも、私はその時、こんなふうに返信してしまった。

努力しなければならないところは今後も努力させますが
悪いところばかり指摘するのではなく、
出来ているところも評価していただきたい。
評価してくださることによって自信がつき、
苦手なことにもとりくむ力が沸いてくるのではないでしょうか、と。

社会に出てからは結局、得意分野で生きていくことになるのですから、とも。

自分を振り返って、
そして
3199文字で快感を覚える私は
実感たっぷり、こもっている。



途切れたように感じたものでも
きちんとつながっている。

そのことをきちんとやっていくことで
力を取り戻し
そこから何か私なりに今、困難にある人に光を届けることが出来るはず。


今、私と同じように
無力感や恐怖感に襲われている人が多いと聞く。
被災地に何かしなくては、という焦燥感だけで何も出来ない自分を責めたり。

まずは自分の好きなこと、得意なことに集中してみよう。
そこから出ずる自信がきっと
光、となって届くような、気がしてきた。