YNWC的な日常

街の中でも季節を感じて暮らしたい。生き物や自然のの話を中心に美味しい食べ物、散歩のことなど綴っていきます

水辺の夏

2012-07-03 18:13:14 | 三ッ池公園の自然情報


先週末、三ッ池公園の水辺は夏そのもの。
子どもたちもザリガニ捕りに夢中です。

子どもに虫取り網ってなんだか「夏休み」を想像させますよね。



ミニ田んぼでは、イネがしっかりと根をおろし、分げつしています。
梅雨が明けると一気に成長するのでしょうね。





トンボの姿も見かけました。
シオカラトンボ、オオシオカラトンボ、ショウジョウトンボ、コシアキトンボ。
ヤンマの類はまだ確認できませんでしたが、数多くのトンボが見られました。

水辺の風景というのは、ただそれだけで、どこかホッとさせてくれるものです。

草花もお化粧

2012-07-03 05:29:38 | 三ッ池公園の自然情報



ハンゲショウが咲き始めました。

七十二候でいうところの「半夏生(はんげしょうず)」の頃になると、葉が一部を残して白くなることからこの名がついたとか…

撮影した日は、6月30日。今年は7月1日が半夏生にあたりましたので、なるほど日本の暦はよくできています。

もう一つ、名前の由来があります。
そう、葉っぱが白粉を塗ったように白く変化することから、「半化粧」。
でも、途中で疲れてしまうのか、それがおしゃれなのか、葉っぱの一部は緑色のままです。
それでもわたしよりは立派(^_^;)

この葉っぱが白くなることについては、虫をおびき寄せているのではないかという説が有力のようです。確かに花は地味ですよね。色素が抜けるわけではなく、裏面は緑色のままで、しばらくすると、ふたたび白から緑に戻るようです。化粧落としするわけですね。

葉の片面(表面)だけが白くなることから古くはカタシログサ(片白草)とも呼ばれていたそうです。