YNWC的な日常

街の中でも季節を感じて暮らしたい。生き物や自然のの話を中心に美味しい食べ物、散歩のことなど綴っていきます

ヒョウ柄のあいつ

2012-07-26 18:04:59 | 身近な自然情報


ツマグロヒョウモンが、キバナコスモスの上で優雅に羽を開いていました。
チョウと花の黄色がよく似て、鮮やかです。羽の模様がヒョウ柄なのでツマグロヒョウモン。この個体はオスですが、メスはさらに美しい模様をしています。自然界に生きているものは、かなりの確率でオスが美しいものですが、メスがきれいな場合もあるのですね。次はメスの写真を紹介したいな。

さて、チョウは、前足に味覚があると聞いたことゆがあります。ひょっとして、この個体も花の味見をしているのでしょうか?
しばらくは、くるくるとまいた口はそのままに、花にとまっているだけです。



おっと…。おもむろに口を伸ばして、ストローのように花の中へとつきたてました。
どうやらおいしい蜜が詰まっているようです。



その後はがぶりつき(笑)
かなり長い時間、真剣に蜜を吸っていました。

花から花へ蜜をもとめ、ひらひらと飛んではせっせと栄養をためている昆虫たち。
普段は見過ごしてしまうことも多いのですが、ちょっと草むらや花壇に近寄ってみてみると、いろいろな生き物たちを観察することができます。



こちらは、キバナコスモスのすぐ近くにあった四葉のクローバー。何かいいこと起こるかな?

押し合いへし合い

2012-07-26 06:12:54 | 三ッ池公園の自然情報


今年もマメコガネの大群を見かけるようになりました。オオマツヨイグサの花茎がぎゅうぎゅう詰めです。
葉っぱ食べに集まっているのか、メスに集まってきているのか、よくわかりませんでしたが、とにかくみんなでくっついていました。
人が近づいたり、驚いたりすると後脚を開いてピンと伸ばす姿勢をします。なかなか愛嬌のある姿です。

メタリックカラーで、きれいな甲虫ですが、野菜や花を食い散らかしてしまう害虫として嫌われています。

日本でも外来種問題は深刻ですが、このマメコガネはアメリカに渡り、アメリカ全土で日本産の外来種として迷惑されているようです。
交通網の発達や未開発地の開発で、世界が狭くなった今。それぞれの地域の生き物たちが入り混じり、多様性が崩れ始めていることは、素人から見ても大きな問題に感じます。

ちなみにマメコガネはアメリカでは、ジャパニーズビートルと呼ばれています。



おまけの話

昨晩のドラマの1シーンに登場した近所の和菓子屋さん。
入り口のガラスドアにドラマのポスターが張られていました。店内には井上真央ちゃんたちのサインも飾ってあります。
小さなまちでは、ちょっとした話題。ここは、ほのぼのしていていいまちです。

和菓子屋さんの店先に毎年飾られる風鈴は、まちに涼を運んでくれる風物詩です。