YNWC的な日常

街の中でも季節を感じて暮らしたい。生き物や自然のの話を中心に美味しい食べ物、散歩のことなど綴っていきます

七夕クラフト

2012-07-07 08:09:10 | 日々のお話
本日「小暑」。いよいよ暑さも本番です。

そして、今晩は織姫と彦星にとって年に一度のデートができる日、七夕です。
三池公園の中でも七夕飾りが揺れています。





視線を下げて、草むらの中から七夕飾りを撮影したら、なにかの神事のお飾りのようにもみえますね…
本来は、お盆行事の一環だったそうですから、そんな風に見えるのも不思議じゃないのかな。

ちなみに七夕の風習は、アジア各地にあるそうですが、短冊を飾るのは日本だけだそうです。中国では五色の糸をつるすとか…。

さて今朝のテーマは「七夕クラフト」。
ビジターセンター内でかわいい作品を発見しました。






トチの実で作った織姫と彦星です。まさか秋の木の実で七夕飾りとは思いもよりませんでした。細かい部分までこだわりぬいた力作ですよね。かわいい~♪



夜空には、フウの実の北斗七星も輝いています。

さて、七夕のお話といえば働き者で仕事一筋の若者二人を不憫に思った神様が、二人を出会わせてあげるわけなんですが…。二人は出会ったことで、お互いに夢中になりすぎて仕事が手につかなくなってしまうわけです。それで、それに怒った神様が、今度は二人を引き離してしまうわけなんですけど…。う~ん…。どうなんですかねえ、神様…。自分ですすめたくせに、なんだか自分勝手な感じもしますよね…。

そんなわけで、織姫(こと座のベガ)と彦星(わし座のアルタイル)は天の河の両岸で、1年に1度の出会いを夢見て、仕事に励んでいるそうなんです。気の毒なお話…。



さて、今晩がその出会いの夜。雨が降ると天の川の水かさが増して二人が会えないという説もありますが、そんなときはカササギが橋を作ってくれるともいわれています。そして、二人の逢瀬を雨雲が隠してくれるんだとか…。

今夜の天気はいかがなものでしょう…。