三連休もあっという間に終了。
今回は尾瀬にも行ったし、散歩にも行ったし、のんびりしたし…。まずまずな休日でした。
今回のテーマは、尾瀬で見た虫たちです。
まずは、尾瀬で…というわけでもないのですが、大型の美しい蛾、「オオミズアオ」です。鳩待峠を少し下ったところで、羽を休めていました。蛾というと地味なイメージですが、この色合いは美しすぎます。「水青」と表現されるこの羽の色…、薄暗い林床で、妖精が羽を開いているようにも見えます。前翅を縁取る茶色もコードレースのようで気品にあふれているし、くし型の触覚も繊細です。
初めての出会いは、小学生の頃、薄暗いトイレの窓でした。あの時は美しいと思えませんでしたけど…(^_^;)
こうやって、木々の緑の中で見ると、本当に美しい!!
今回は急ぎ足だったこともあり、なかなか虫を見つけることはできませんでしたが、花を撮ろうとしゃがんでみると、いるいる、あちこちで虫たちは暮らしています。これはクモの仲間の「ザトウムシ」かな?目がほとんど見えないようで、前足を杖のように動かして、周囲を確認します。座頭市の「ザトウ」なんですね。
湿原では「ヒョウモンチョウ」の仲間にも会いました。鮮やかなチョウです。花から花へひらひらと…。なかなか近くに止まってはくれませんでした。
こちらも、遠すぎてピントが合わず。体長わずか2cmの「ハッチョウトンボ」です。湿地を好むトンボです。ぼんやりしていたわたしが見過ごしてしまうところを、一緒に行ったメンバーが教えてくれました。最近一人歩きが多かったのですが、やはり仲間とワイワイ行くのもいいものですね(*^_^*)
この個体はメスで、うっかりするとアブと見間違うようなしましま模様をしています。オスはトウガラシのような真っ赤な体色。残念ながら今回は会えませんでしたが、メスでも会えて、テンションUPです。
木道の上では虫のゆりかごを発見!「オトシブミ」の仲間です。オトシブミのお母さんは、葉っぱに卵を産み付けた後、器用に丸めて、ベビーベッドを作ってしまうのです。このベッドは、卵を守るだけでなく、卵からかえった赤ちゃんの餌になるので一石二鳥。それにしても6本の足と、あごを使って自分の体の何十倍もある葉っぱを丸めてしまう技術と根性には脱帽です。
根性といえば、早朝ホテルの前で見つけた名前も知らない蛾。雨の中、必死にオオバコの花穂にしがみついていました。体も羽もびしょびしょです。この後ちゃんと、飛び立てたのかな?
最後は、旅の最後に出会った「コクワガタ」。夜の上毛高原駅、淋しすぎですっ。人っ子一人いなければ、売店もなにもありません。かわりにコクワガタがいましたけどね(^_^;)
明日は、林の中の植物を紹介予定。尾瀬編、まだまだ続きます。
今回は尾瀬にも行ったし、散歩にも行ったし、のんびりしたし…。まずまずな休日でした。
今回のテーマは、尾瀬で見た虫たちです。
まずは、尾瀬で…というわけでもないのですが、大型の美しい蛾、「オオミズアオ」です。鳩待峠を少し下ったところで、羽を休めていました。蛾というと地味なイメージですが、この色合いは美しすぎます。「水青」と表現されるこの羽の色…、薄暗い林床で、妖精が羽を開いているようにも見えます。前翅を縁取る茶色もコードレースのようで気品にあふれているし、くし型の触覚も繊細です。
初めての出会いは、小学生の頃、薄暗いトイレの窓でした。あの時は美しいと思えませんでしたけど…(^_^;)
こうやって、木々の緑の中で見ると、本当に美しい!!
今回は急ぎ足だったこともあり、なかなか虫を見つけることはできませんでしたが、花を撮ろうとしゃがんでみると、いるいる、あちこちで虫たちは暮らしています。これはクモの仲間の「ザトウムシ」かな?目がほとんど見えないようで、前足を杖のように動かして、周囲を確認します。座頭市の「ザトウ」なんですね。
湿原では「ヒョウモンチョウ」の仲間にも会いました。鮮やかなチョウです。花から花へひらひらと…。なかなか近くに止まってはくれませんでした。
こちらも、遠すぎてピントが合わず。体長わずか2cmの「ハッチョウトンボ」です。湿地を好むトンボです。ぼんやりしていたわたしが見過ごしてしまうところを、一緒に行ったメンバーが教えてくれました。最近一人歩きが多かったのですが、やはり仲間とワイワイ行くのもいいものですね(*^_^*)
この個体はメスで、うっかりするとアブと見間違うようなしましま模様をしています。オスはトウガラシのような真っ赤な体色。残念ながら今回は会えませんでしたが、メスでも会えて、テンションUPです。
木道の上では虫のゆりかごを発見!「オトシブミ」の仲間です。オトシブミのお母さんは、葉っぱに卵を産み付けた後、器用に丸めて、ベビーベッドを作ってしまうのです。このベッドは、卵を守るだけでなく、卵からかえった赤ちゃんの餌になるので一石二鳥。それにしても6本の足と、あごを使って自分の体の何十倍もある葉っぱを丸めてしまう技術と根性には脱帽です。
根性といえば、早朝ホテルの前で見つけた名前も知らない蛾。雨の中、必死にオオバコの花穂にしがみついていました。体も羽もびしょびしょです。この後ちゃんと、飛び立てたのかな?
最後は、旅の最後に出会った「コクワガタ」。夜の上毛高原駅、淋しすぎですっ。人っ子一人いなければ、売店もなにもありません。かわりにコクワガタがいましたけどね(^_^;)
明日は、林の中の植物を紹介予定。尾瀬編、まだまだ続きます。