雨降りスタートの日曜日。この後は雨が上がるのかな?
強かった雨もしだいに弱まり、しっとりとした朝です。
今朝は、先週三ッ池公園で見つけてまだ紹介しきれなかった花たちを紹介します。
まずは、コマツナギ。これから暑い夏の間もよく咲くマメ科の植物です。
コマツナギの「コマ」は「駒」、つまり馬のこと。この草の茎や根は、馬をつないでおけるくらい丈夫なんだという説と、馬がこの草を食べるのに夢中になるからつなぐ必要がないという説があるようです。馬がつなげるほど長い茎ではないですし…、個人的には後者なのかと思うのですが、実際に馬が食べているところは見たことがありません。
こちらはネジバナ。花色だけ見ると、2枚の写真は似ていますね。花茎の回りにらせん状に花がつくから「ねじ」なんですね。いかにも覚えやすい植物です。ランの仲間です。
そして、こちらもランの仲間。草むらのなかに埋もれるようにありました。オオバノトンボソウかなとは思うのですが…、ちょっと自信ありません。こうした林床に咲くこの手のランの仲間に、よく似たヤマサギソウというのもあります。ランというと大輪の花を想像する方も多いと思うのですが、野生のランには、地味なものも多いものです。
それにしても花の形がとても変わっていますねよね。この形をトンボが飛んでいる姿に見立てたものです。
こちらはまだ咲いていませんが、神奈川県の花「ヤマユリ」です。園内にかなりあるようですので、開花が楽しみです。
園内の花々はすっかり夏の顔にうつりかわっています。