
通勤途中に通るクリ園の林床。
先日も紹介した美しい風景。
このスギナについた水滴。
ハスの葉と同じように撥水性の仕組みがあるのだろうか…

蓮の葉は、その表面の微細構造によって、濡れることがないんだそうです。水は表面張力でまん丸になり、葉の上をゴミや埃を巻き込みながら、転がり落ちます。
ロータス効果っていうらしい…。
…なくらいにぼんやり思っていたのですが、間違いなくチコちゃんに叱られるやつ(笑)
ぼーっとしていてスミマセン。

調べてみたら、この水滴はスギナの内部から排出されたものなんだそうです。
植物の葉には気孔という器官があることは知っていましたが、普段は余分な水分は水蒸気として気孔から排出しているものの(蒸散)、湿度が上がりすぎるとそれが追いつかず、水孔から液体の状態で排出するそうです。
それがこれ

それにしても美しい…。
水孔は、発達しているものとそうでないものがあるらしく…
どうやら朝露もこれと関係があるような…ずーっと結露的なものかと思って生きてきたので、すごい衝撃を受けているところ∑(゚Д゚)
とっても気になる水孔のはたらき
何気なく見ているものでも、知らないことがたくさんあります。ほんと、人間て、ぼーっと生きてる生き物なのかも…

でも、そんな理屈を抜きにして、美しいものは美しいんです♪

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