YNWC的な日常

街の中でも季節を感じて暮らしたい。生き物や自然のの話を中心に美味しい食べ物、散歩のことなど綴っていきます

草木染めでクロスウィービング

2020-09-29 07:54:00 | クラフト



クサギの実を拾ってきたので草木染めをしました。

まずは実だけを外して洗い、水の中へ。



量は多くないですが、少量の毛糸くらいなら染められるでしょう。

草木染めは染めるものも大切だということに気づき始めた今日この頃。動物由来のウールやシルクがよく染まります。逆に綿や麻など植物由来のものは事前に牛乳や豆乳につける下処理が必要。



というわけで20分ほど煮出したこちら染色液にアルパカウール100%(これが安かった)の毛糸を染めてみました。

以前に染めたものも合わせて5色の毛糸が完成。




左から順にブルーサルビア、ヤマブキ、クサギ(実)、ベニバナ、サクラ(枝)。実と枝以外は花。左から2つは、友人から分けてもらった染色液で染めたものです。

これを使って、以前からやってみようと思っていた壁飾りを作成。


これ、メキシコで「Ojos de Dios(神の目)」とか「Sikuli」とか呼ばれるお守り。ウイチョル族が子どもが生まれた時に作るらしいです。

本場のものははっきりとした色の毛糸で、鮮やかに作るのですが、草木染めの優しい色合いで作ったものも悪くないかなぁと…(*^_^*)

最近、「クロスウィービング」という名で幼稚園や保育園の手遊びにも使われているみたい。クロスした枝に毛糸を巻きつけるだけなので、幼児でも作れます。

壁に飾りました。



ちなみに、これをさらに複雑にした芸術的な作品もたくさんあり、これらがとっても素敵なんです。

興味のある方は是非「mandalastejidos」とか、スペイン語(Ojos de Dios)や英語(God's eye)で検索してみてください。

Amazon海外サイトでこんな本も手に入れました。世の中便利。



Kindle版358円。
クリックしたらもう読める!
なんて便利!!!

もっともわたしの場合はプロフェッショナルな作品は眺めて楽しむにとどまり、あくまで草木染めを楽しむためのツールとして参考にするつもりですが…。

もっとたくさんの色の毛糸を作って、もう少し複雑な形の飾りにも挑戦してみようと思っています。





大人気のアマビエ様
出典は、京都大学附属図書館所蔵「肥後国海中の怪」

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