冬に手に入れたビワの葉や枝を使った草木染め。なんと可愛らしいピンク色が現れる。実が熟す初夏の頃ならオレンジピンクに染まるという。色の科学はとても不思議。
木の葉がピンクに染まるなんて、ちょっと想像がつきません。
葉や枝を刻んで、ぐつぐつ煮ると、なんと赤っぽい染液ができ上がります。
60分ほど煮た一番液より、その残りでもう一度煮たニ番液の方がよりピンクになると言うのですが、どちらもピンクかな?
左下が1番液、右上が2番液。
若干補正がかかっている気がしますが、鍋に入った状態でもこの色↓
枇杷ってすごい!!
事前にネットで調べた情報だと、一番液はもっとオレンジというか、茶色というか…
煮過ぎちゃったのか、それとも鍋がアルミだったから?
木の実や草木用に手に入れた安い鍋。
枇杷の葉染めは、アルミ媒染することでよりピンクになるというし、やはり鍋の影響かなぁ…
アルパカウールは1回でしっかり染まりました。
これは、少し色に差が出たみたいです。右下の色が濃い方がニ番液。
媒染無しで、この定着は「クサギの青」に匹敵しますね。
ちなみにビワの花は11月から2月にかけて、ひっそりと花を咲かせます。
虫の数が減る初冬に咲くってかなりの変わり者?
毛でおおわれ、モコモコとしている花は、寒さを凌ぐ工夫なんだろうなぁ…
虫は減るけど、この時期に咲く花は少ないから、そういう意味では市場独占。虫だけでなく、メジロなどの鳥類も蜜を求めてやってきます
ビワって、野生でも実るのに、なんであんなに高価なのかと思っていたけど、どうやら栽培にはいろいろと手間がかかるらしいです。
その中でも面倒そうなのが、「花もぎ」という作業。ビワは1本の枝に100程の花を咲かせるらしいのですが、これを30ぐらいに減らすそうです。更に実がなった時点で今度は3つまで減らすんだとか。高さもあるので大変な作業ですよね。
でもそうしないと、実が小さくなって売り物にはなりません。野生のものと市販のもので大きさが違うのは、そういう苦労があるからなんですね。
また、ビワの実は痛みやすいため、一つひとつに袋をかけたり、輸送にも細やかな配慮がされているんだそうです。
でもそうしないと、実が小さくなって売り物にはなりません。野生のものと市販のもので大きさが違うのは、そういう苦労があるからなんですね。
また、ビワの実は痛みやすいため、一つひとつに袋をかけたり、輸送にも細やかな配慮がされているんだそうです。
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