YNWC的な日常

街の中でも季節を感じて暮らしたい。生き物や自然のの話を中心に美味しい食べ物、散歩のことなど綴っていきます

夜の里山

2020-11-10 07:53:00 | お出かけ情報



昨日の帰り道
午後6時。

日暮れがすっかり早くなりました。
暗闇に照らし出されるハクウンボクの黄葉。

そういえば。去年の今頃は里山で夜の自然観察会に参加したんだっけ…




場所は東京都あきる野市にある横沢入。
山の谷間に広がる谷戸と小さな小川。田んぼの横には刈り取られた稲がはさ掛けされ、いかにも里山な雰囲気。




昼とは違う生き物たちの様子。

活発に動くものもあれば眠りについたものもあり。

中には寝込みを襲われる悲劇も…



クモにとっては幸運か…

月夜に浮かぶアケビコノハ



真っ赤なガマズミの実に止まった姿が格別。

たしかに枯れ葉にそっくりですが、インパクトのある黄色と黒い斑。



黄色い部分が人の顔のように見えてきます。丸い部分が目、ラインの部分は髭に見えるし、逆さまから見ると眉毛のようでもあります。トリックアート?

こちらはシロモンノメイガ。



黒字に薄いブルー。お洒落な水玉模様の羽を持っています。

夜になって目が真っ黒になったカマキリ。



カマキリの目は偽瞳孔といって、ちょっと変わった作りになっています。

黒目に見える部分は瞳ではありません。



昆虫だから複眼だし…

暗い森を歩くと聴覚がいつもよりも働くみたいです。ちょっとした音にも反応してしまいます。




コバネイナゴが動いた音でした。

暗闇と言っても、この日は月が出ていたので、そこまで暗いわけでもなかったのですけれど…



電気がない場所だから感じられる月の明るさ。

それでも森の中で木に覆われると光は届かず…。暗闇に蠢く生き物たちにドキドキしました。

この経験をしてからというもの、通勤路の森の中も夜には違う様子を見せるのかなぁ…なんて気になっています。

ここ↓



でも、暗くなってからの一人歩きは、いくら治安の良い日本でもためらわれ…

旅行先なんかではナイトツアーに参加するくせに、いつも行く三ツ池公園の夜ですら未だに見たことないという矛盾(^^;;

機会があれば、身近なところでもやってみたいものです。





大人気のアマビエ様
出典は、京都大学附属図書館所蔵「肥後国海中の怪」

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