前情報のない出会いというのには、特別な感動がある気がします。
雛祭りを控えた2月下旬。
松田山桜まつりを訪れた時のこと。
公園の頂上に建つ「子ども館」では、つるし雛の展示が行われていました。
これが圧巻!!!!!
「手ずくな桃の会」さんという地元の方の集まりが13年ほど活動されているとのこと。メンバーは先生を含めて8名ほどだそうです。
その人数でこれだけの飾り…
す、すごい!!!!
ちりめんを使って、一つ一つ手で縫っていく人形たち。
飛騨高山に伝わるさるぼぼ型の人形が結構あるので、なんでかなぁと思っていたら「手ぐすな」って言葉も信州で「手遊び」を表す言葉なんだとか。
こちらの会の先生がそちらの出身なのかな…
つるし雛は、江戸時代後期に高価な雛人形には手が届かない、庶民の間で広まった風習といわれています。
由来の地は伊豆稲取。福島では「さげもん」。山形では「傘福」。
河津桜と共に稲取の「つるし雛」が全国的に有名になってから、手工芸として全国に広まっているようです。
こちらではつるし雛だけでなく、ちりめん人形なども展示されていました。
それにしても、会場を埋め尽くすちりめん人形の数々。見事すぎる!!!!
いつか稲取のつるし雛を見たいと思いながらまだ見に行けていないだいた矢先、まさか松田山で出会えるとは!!!
嬉しいびっくり!!
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