本日は、大寒。こんなに寒い毎日ですが、戸外では小さな命のドラマが展開中。
写真は冷たい風を避けるため、ヤツデの葉裏に隠れていたヨコバイの仲間。
綺麗なレモン色。
拡大してみるとちゃんと脚が6本。
目も黄色っぽい。
どうやらクロスジヨコサジヨコバイの幼虫のようです。
去年の今頃、虫探しの達人に教えてもらった冬の虫探しのコツ。
【冬の虫探し!技その1】
ヤツデの葉を裏返せ!!
このクロスジヨコサジヨコバイを始め、かなりの数の昆虫が見られるそうです。
ちなみにこちらが成虫。
これ下側の黒い点は目ではなく、お尻付近の模様。
こんなやつが1枚の葉に何匹か潜んでいたりします。とにかく小さいんですよね。
そんなわけで、
【冬の虫探し!技その2】
小さい点を見落とすな!!
さて、問題。上の写真のどこに虫がいるでしょう???
こっこでーす。ここ、ココ!!
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拡大してみると…
体調わずか3mmちょっと。キイロテントウさんでした♪
こちらの黒い点も模様。目は黒紋より低い位置にあります。角度によっては目が4つに見えるかも!?
植物に着くうどんこ病などの菌類を食べてくれる益虫です。
そして、
【冬の虫探し!技その3】
樹木プレートをひっくり返せ!!
こういうやつですね。
冷たい風を避け、こういうところには虫たちが集まってきます。
キイロテントウもこうした樹木プレートの裏で発見しました。
ただ、三ッ池公園には金属製のものが多いのが残念。
他にも落ち葉や石をひっくり返したり…。寒い冬を生き延びる虫たちは、寒さから身を守るための知恵をたくさん持っているようです。
ちなみに今回はカマキリの卵鞘にもたくさん出会えました。
卵鞘っていうのは、細かな泡を固めて作った、いわば卵のためのお部屋。卵を暖かく安全に守ってくれます。種類や大きさによって違いますが、この鞘の中に50〜200個以上の卵が産みつけられます。
ちなみにこれは木の幹や枝に卵鞘を作るハラビロカマキリのものと思われます。
カマキリにも、オオカマキリ、コカマキリ、ハラビロカマキリなどと種類があり、それぞれ産卵には特徴がありますが、卵鞘を作るという点に変わりはありません。
残念ながら今回見つけた卵鞘はぜーんぶハラビロカマキリのものでした。
こうして見てみると、寒い冬の間でも、命の輪はちゃんとどこかでつながっているんだなと改めて気付かされます。
いやはや、なんと逞しいことか!!!
命のもつ、強さと脆さ。その絶妙なバランスを保ちながら、私たちの星は回っているんですよね。
寒さの中に見え隠れする小さな命に、心がほっこりと温ましました。
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