Happy Charming Life 徒然ブログ 2005~

yaplog 終了により、goo blogお引越し。2005年からの備忘録として大切にしていきたいです。

10連泊の宿は

2009-10-06 21:38:27 | 旅行(国内)












今回の小笠原滞在中に10連泊もした宿は「てつ家」さんです。くつろぎの宿というスタンスというより、こだわりの宿です。家の造りもエコやアレルギーを意識した素材や造りになっていますし、何と言っても、本当の木の板張りが気に入って、ここに泊まる事にしました。父島でも一番のこだわりの宿だと思います。宿の造りからしても、外観からしてもどこよりも垢抜けている感じです。

1泊2食付きで私のお部屋のお一人様、インターネット予約は17,500円で、1泊朝食付きは13,500円です。好き嫌いがない方や、お魚好きの方にはぜひ2食付きをお薦めします。4,000円でこの内容???と思える豪華さですから。お食事も地物を活かした本格的な割烹料理です。普通の人では食べきれない量が出てきますが、デザートまで手作りという、手をかけたお料理尽くしです。関西風の味付けが好きな私としては、塩分が多いな~って思える朝食もありましたが、運動している男性や、沢山動いている人々には最適だと思います。食事については、献立で相当、ご主人を悩ませた私ですが、とても手のこんだ新鮮なお魚料理を出してくれて、すべて完食いたしました。お刺身にしても、焼き物にしても、蒸し物にしてもすべて美味しかったです。質の高さでこの宿泊費なら、お得だと思いますので、お勧めです。コテージではない母屋の方がもう少し、お値段が抑え目になっています。私としては、このお料理の食材を父島で調達して、少ない人数の宿泊客のために毎日作るのは勿体ないな~って思っています。

こんなに沢山の魚介類を食べたのは、人生で初めてです。ご主人の中村さんは、出来るだけ臭みを感じさせない調理法とメニューで魚介尽くしを作ってくださいました。入港中の6日間毎晩、ここの手料理を完食していると、泳いでも泳いでも、太ったようです。帰りにGパンがきつかったですから。お気遣いと美味しい食事に感謝です。


町から車で15分程度離れた、小港海岸の近くにあります。父島の中でも島民の方にいわせると、すごく遠い、辺ぴな場所という意識があるのですが、島のバス(1回200円)も目の前の公道を小港海岸と町の往復を1日数度してくれているので、その時間に合わせれば、不便は感じません。目の前が公道で、そこをバスが通るので、手を上げて乗せてもらいます。

山の中の一軒家的な感じです。自然の中にお邪魔しているという認識が生まれてきます。なぜかというと、台風が去った直後にお邪魔したところ、1階に半露天というか、外にバスルームがあるので、大きな山ねずみがトイレの周囲を走っていました。び・び・びっくりだけど、一人なので、ねずみの動向を見定めていたら、あちらは人間を襲ってくることはなく、逃げていきました。小笠原の動物は天敵がいないと言われていますので、天敵の外来種がいない場合、攻撃する術を知らないようです。

また、バスルームにはいつも排水溝付近に大きなカエルがいました。この1匹はどうゆうわけか?このバスルームが好きらしく、明るいうちは居ないのに、夜になると戻ってきます。私が入ってくると、パニックになりながら、逃げていいます。ヤモリも夜になると、沢山家によじ登ってきますし、窓に張り付いていたりします。

最初は驚いていましたが、元々ここは山の中で、自然の中に泊めてもらっているのだから、ねずみやカエル、鳥達、野ヤギの方が先住なんだと思うようになって、慣れてきました。半露天のバスルームでなければ、こんなことを考えることもなかったと思います。

ここのコテージ棟を1人で借りました。ここのオーナーであるご主人は、東京出身で小笠原に魅せられたようで、何度も旅行者として来て、こちらで板前さんとして割烹で働いていた経歴がおありです。なので、こちらの宿の食事は、全て割烹で食べているような繊細なお食事ばかりです。

私の場合は、ほぼベジタリアンなので、普段の食事では外食でしか魚を食べることがないのですが、元々は魚より肉好きだったので、行く前に何度かオーナーとメールのやり取りをして、野菜が船が来た直後以外は手に入らないのと、肉がダメな場合、魚料理が8割を占めるということで、出航中(おが丸がいない間)はメニューが組めないので外食では?という話になりました。

ちょっと、出かけるのは面倒だな~って思っていましたが、実際、島のお店に出掛けると、お店の人々とお話ができるので、楽しかったです。本当に観光客は町でご飯を食べていませんから、島の人がお店に集っていたりするので、色々なお話を聞ける機会になりました。バスは最終が6時台なので、宿の方にお迎えに来てもらえました。








帰りの船

2009-10-06 13:20:33 | 旅行(国内)
今、帰りの船の中です。携帯は圏外ですので、明日、東京が近づいたら、送信します。航海中は携帯は圏外です。また、小笠原ではソフトバンクは使えないので、滞在中、メールがないから、かえっていいという人もいました。


午後2時に出航しましたが、翌日の午後3時半頃に竹芝桟橋に着く予定です。


ドルフィンスイムで同じボートだった人を何人も見かけました。たまたま夕陽を写したくて、デッキに出たら、ボートで一緒だった男性が隣に来たので、こんにちは!と挨拶しました。

すると、あの…どこでお会いしましたっけ?と尋ねられちゃいました。ずぶ濡れの素っぴんの水着姿ならわかるけど、洋服来て、化粧してるとわからないのかなぁ?女性同士はわかるのに。

ほとんど化粧してないのに、ガッカリしました。ボートで話してた時はサングラスを外さなかったから?


出航日のLUNCHタイムは、街は混むだろうって、12時過ぎにブォーノホライズンというイタリアンのお店に急いで向かいました。お馴染みの美人の店員さんに挨拶しました。この店は二階にあって景色がいいです。

出航日なのに、お店が空いていて、どうしてなんだろう?という話をしていました。不景気なせいか、節約型旅行者が多いようで、皆さん、お弁当やおにぎりで済ませているとか…。

たまたま宿をやっているおじ様が、カップルで来ても、皆さん、夜もお弁当って人が多いですよ!と。新鮮な魚の宝庫なんですけど…だから、夜の街は観光客はいないのです。皆さん宿で食べているか?節約型お弁当派。お弁当って、どこも野菜は少ないですよ。私が頼んでいたおていちゃんというおばちゃんがやっているアノールが一番豪華です。


ブォーノホライズンで私はスパゲッティ1500円とグアバジュース550円で2050円でした。確かにどの店も空いていて、観光客はあまりお金を落とさないようです。ビジターセンターからお店まで歩いてきた道すがら、おじ様の団体が、高いからおにぎり買って外で食べよう!って、うだる暑さの中言っていました。

今日はあまりの湿気と蒸し暑さに宿のチェックアウトまで、自室でゴロゴロしていました。昼前にビジターセンターで、小笠原の歴史や動植物のことを学びました。ビジターセンターのお兄さんもドルフィンスイムのボートで1日ご一緒しましたが、化粧して、洋服着ている私に気づいたような、気づかないような。

直前までスノーケリングやカヤックやツアーに半日行く人が多い中、この蒸し暑さでは、シャワーや着替えの心配があって、荷物もトランク2つ宅配便で送りたかったので、泳ぐのは止めました。

出航日の同じおが丸で荷物を送りたい場合は、宅配便はヤマトだと、11時まで受け付けしてくれて、朝8時過ぎに宿まで集荷もしてくれます。ゆうパックは郵便局受け付けが10時までです。いずれも他の宅配業者さんと違って、東京都内の扱い料金システムにしてくれます。


用意周到に船の中の食料を桟橋近くのホライズンというパン屋さんに事前に予約しました。


用意周到は物が溢れてない小笠原では、必要です。