Happy Charming Life 徒然ブログ 2005~

yaplog 終了により、goo blogお引越し。2005年からの備忘録として大切にしていきたいです。

ドルフィンスイムはボートによって特徴が違う

2009-10-07 22:29:11 | 旅行(国内)
これは小笠原のドルフィンスイムのボートであるシータックさんが、出航日に桟橋まで記念に!と持ってきてくれた乗船記念の集合写真です。右側に航路まで記されていて、いい記念になりました。

写真では真ん中に座って、ハングルースをしている私・・・20代女性で溢れている関西人が多かった、明るい船でした。船の先に立っている女性二人は現役の宝塚の男役と女役?の女性たちでした。とても感じ良く、いい女性たちでしたよ。

ドルフィンスイムが初めて、久しぶりなら、シータックさんがお薦めだと思いました。スタッフが他の船より倍位多いと思います。船長さん(オーナーまことさん)と奥様のトモコさん、スタッフの詩織さん他2名で、計5名が乗っていました。他のボートではこれほどスタッフが多いボートはないのです。やはり目が行き届くというか、安心できますので、お薦めです。スタッフの女性の皆さんもとても素直な感じの、対応のいい方ばかりでした。なので、お客様も女性が多く、和気藹々なのかも・・・。ただ、残念なのは、出航中は基本的にお休みなのと、割引制度がないことです。リピーター割引や島民割引はないような。。。船も新しくて、使いやすいです。

シータックは南島へ入る場合は、泳いで渡るという、南島に外来種の種を落とさないよう、自然を守るように、エコツーリズムの観点にたって、きちんと実行されています。手にサンダルをはめて、フィンとマスクを付けて、南島に上陸しましたが、面白かったです。帽子と日焼け止めはスタッフさんが、きちんと浮き輪に乗せて、荷物を運んでくれますので、心配無用です。

また、父島タクシーさんのボートに3回乗せてもらいました。こちらは、リピーター割引、島民割引もあって、とてもリーズナブルで楽しめます。シータックさんに2回乗る分で3回乗れると思います。

出航中も、毎日、ツアーを組まれているので、沢山、いつでも参加できます。そして、オーナーの船長さんの岡本さんは、お客様のために一生懸命捜してくれています。出航中は島民の方が多いので、島の生の話を聞く機会もありますし、泳ぎが得意な人々が沢山乗っています。

スタッフは現在は、女性が最高で2人しか乗れません。出航中は、女性一人と船長さんでしたので、スタッフ頼りという観点ではなく、自分のことを自分で出来て、慣れている人向きと言っていいかもしれません。ボートも大きめですし、真水のシャワーが浴びれますので、髪の毛には真水をたまに浴びると、ガビガビにならなくて、ありがたいと思いました。

スタッフのひろみさんと、のどかさんもシータックさん同様にとても感じのいい女性達でした。海で働いているということは、やはり爽やかだし、いい感じに違いないって思います。

また、父島タクシーはタクシーやバスを持っている会社なので、遠い宿までの送迎もしてくれました。普通は朝はお迎えに来てくれないツアー会社が多いので、往復ともに送迎してくれるのは、ここならではと思います。

どちらのボートもお世話になりました。





青魚嫌いの私が、あじ一匹食べられる

2009-10-07 21:49:45 | 旅行(国内)
出航中は夕飯は外食にしたので、夕方、宿の前からバスに乗って町に出ました。出航中にやっているお店は本当に少なく、小笠原情報のお店紹介ではお休みと書かれていないのに、連休しているお店もありました。

そんな中、たまたま2回夜に訪れたお店「茶里亭」さんです。1回目は島まぐろ丼を頼みました。2回目は、毎日お魚尽くしなので、野菜が食べたいです!と島野菜の天ぷらをハーフで対応してもらいました。そして、焼きなす、焼きおにぎりを頼んで、お味噌汁とお新香も付いてきたので、アルコールフリービールも飲んで、これでちょうどいいかな~って思って、座っていました。

すると・・・この茶里亭のご主人が、お魚を目の前でさばいていました。カウンターの別のお客様のお魚かな~?と思っていたら、「どうぞ、食べてみて。今、漁師がもって来たあじだから。」と出してくれました。青魚は苦手なんで・・・一口頂戴します。と、乗り気でなかった私・・・。ところが、新鮮で、私の嫌いな魚の臭みがまったくありませんでした。地元の方は1日おいてから食べるのが、通なのだそうですが、獲れたてのあじは東京には行かないから、試してみなさい、と勧めてくださいました。

葱、生姜、白ゴマまでまぶしてくれていて、あじはプリプリしていて、気がついたら1匹食べていました。「新鮮で、美味しいです!」と感想を言うと、他のお客様(小笠原の原住民といわれる欧米系の青い目のおじ様)が、そんなに喜んでくれるなら、良かったな~って。

魚の目を見てごらん?と言われて、「黒い」と答えると、それは新鮮な証拠だと教えてくれました。そういえば、スーパーで並んでいる魚で、こんなに目がくりくりとして、黒めがちな魚はいませんね~。

結局、それはご主人からの差し入れでした。それでなくても、観光客が夜のお店に繰り出さないので、お客様が少ないのに、振舞ってくださって、感激しました。新鮮なお魚は、何でも食べられるのだ!という認識に変わりました。ご馳走様でした。

島野菜天ぷらは、島特有の野菜です。はるたまという青菜(モロヘイヤに似ている)、バナナピーマン(黄色い細長いピーマン)、パパイヤ(青い)、島おくら、甘長唐辛子でした。こちらも美味しかったです。

お店で食事すると、島の方やお店の方とお話しながら食事できるので、島の様子を知る事ができて、楽しいです。観光客はもっとお出掛けして、町で食事をしてくれないと、もっとお店が減るのではないか?と危惧しますので、是非、お出掛けください。








再度カルチャーショック?

2009-10-07 21:05:31 | 旅行(国内)

10月5日月曜日、小笠原から東京へ戻る船の上から撮った夕焼けです。すでに台風18号が発生していたので、大揺れか?前日出航か?航海時間がかかるのか?とも推測されましたけど、行きよりも穏やかで、予定どおり6日の15時30分に竹芝桟橋に着岸できました。本当にラッキーだったと思います。木曜日に小笠原へ向けて出航予定の船はたぶん、翌日に延期されると思われますし、私が行く前の便も台風で1泊4日の旅程になったシルバーウィークの旅行者様達でした。小笠原は自然、天候に左右される地であります。私の滞在中はすべて晴れでした。台風と台風の合間に滞在していたようです。天候にはとても恵まれて、幸運でした。

初めての長時間の航海でしたが、おが丸の切符は絶対になくしてはならないものです。私は搭乗したら、半券はどこかに捨ててしまおう、って思っていたのですが、搭乗口でもぎられた半券は自分が下船するまで、絶対になくしてはならないものでした。というのも、船に乗るのに、住所、氏名、年齢、電話番号まで書き込まないといけないのですが、その部分を船の搭乗口で渡します。半券は下船時におが丸の方に渡します。なぜなんだろう?と思っていたら、船で同室だった方が、もし下船時に全員が降りてなかったら、探しにいかなくてはいけないからだ、って言ってました。なので、もし誰か海に投身でもしていたら、大変な事になるんでしょうね。

私は自分の一等船室で、TVを観たり、本を読んだり、ゴロゴロしたりして、25時間半が過ぎました。行きは天文台の女性で仕事で小笠原に来た方でしたが、帰りは都庁の漁業関係の方で、これまた仕事の方でした。4人部屋の一等は2人がちょうどいい感じです。4人はキツイかも・・・。

小笠原への旅行者は1人旅さんが多いのですが、皆さん、私にとっては不思議ですが、1人行動派の方ばかりでした。たまたまシーズン的に夏休みではないからだったのか?40~50代の1人旅男性がドルフィンスイムでも多く、とても不思議でした。若い1人旅さんも、そうでない方も男女共に、皆さん、めちゃ明るい人は見かけないし、愛想があまりないし、誰かと仲良くなって、一緒に行動しよう!みたいな人は見かけませんでした。いつも1人が好きって感じですから、仕事の話もしないし、一緒のボートに1日乗っていても、必要以上は打ち解けない感じというか・・・ま~人それぞれですかね~。

小笠原は往復に3日もかかるので、会社を辞めないと来られない人も多いと聞きます。なので、実際にドルフィンスイムのボートで何人か?お話のついでに「会社よく休めましたね~。大変ですよね?」みたいな会話をすると、だいたい「あっ、早期退職でやっと暇になったんで・・・」という30代の製造業という男性。。。「帰国したばかりで、年末まで3ヶ月休みなんですよ。」という謎の40代男性。。。ここ半年ほどず~っと休みだという50代男性等。会社辞めて小笠原に来たという大阪の女性とか、皆さん、普通のレジャーじゃないのかも?しれません。ドルフィンに会っても普通にはしゃいで楽しんでいるのは、看護師さんとか、美容師さんとか、関西から来た女性陣でした。海でもイルカにあっても癒されない人々が沢山、小笠原に来ているという感想です。

今回の10泊13日の小笠原への旅では、2航海ということになります。あちらに着いてからしばらくは、お店がない、スーパーの品揃えが・・・ええっつ???野菜がない!!!惣菜がない!人がいない、町が閑散としていて、夜は町でも真っ暗・・・みたいな、日常生活に不安を覚えるほどのカルチャーショックを受けました。コンビニがないんですから、サラダなんてどこにも売っていません。もちろん、生協でもいつでもお弁当を売っているとは限りませんし。野菜を使った惣菜などはどこにもありません。ベジタリアンには死活問題です。なので、魚介類派人間になるしかありません。これ、本当です。台風の後は特に野菜もないし、東京から運ばれてくる野菜を皆さん、待っているのですから。

入港日に生鮮食料品、特に青菜の野菜を購入しなくては、もうありつけませんから。お店の方々や地元の方は用意周到に予約等していたり、入港日にまとめ買いをするのは、常識です。コンドミニアムを借りる方は、ご注意を。東京から持参した方が野菜に困ることはありませんが・・・。

父島は漁師さんが増えているそうですが、お魚屋さんは一軒も見当たりません。小祝スーパーに切り身の魚が置いてあるくらいです。地元の方は、直接漁師さんから買うか、漁協に買いに行くそうです。そう、魚屋さんはありません。

昨日、今日と自宅付近の小田急OXスーパーに行きましたが、野菜の豊富さ、品揃えの良さに、改めて驚きとショックを受けました。お店の多さ、人の多さにも驚きますが、人間はこんなに物に溢れた中で生活する必要はないのでは?とも思いました。私の好きなOXスーパーのお惣菜の豊富さには、小笠原でお惣菜をスーパーでも見かけることもなかったので、改めて、東京は恵まれているのだな~。物が豊富すぎるほど、豊富であるし、物価も高くないな~などなど、色々と考えさせられます。