薔薇咲き誇り 獺祭の会

2017-05-12 18:14:04 | 日記
昨日は友人のお宅で薔薇を愛でながら昼間から……
頂き物の獺祭とマスの燻製を手に、昔住んでいた隣町までテクテク。
随分と新しい家が立ち並び、何軒かのお宅が薔薇で張り合っている。

一昨々日のこと、アブラムシに嫌気が指してこんもり増えていたカモミールを引っこ抜いていたら、
ひとりのご婦人が声をかけてきた。
公民館のお花の手入れをしてきたところなのよと。
はあ……と、話を聞いていたら、今からうちの薔薇を見に来て🌹‼️
今が一番咲いてるの‼️
薔薇の命は短いから、と、もはや強引に手を引かれるように 駅の向こうまて案内された。
途中で出逢ったお知り合いらしきご婦人にも声を掛けられたので2人でお邪魔した。
ワンフロアをターシャチューダーの邸のように演出されていて、ヒマラヤンが悠々と寝そべっていた。
どうやらお独り暮らしのようだ。
初対面の人なのに。
自分の靴を持っていらしてね‼️
玄関からリビングを靴持って通り抜け、そこに御自慢の薔薇のお庭が拡がった。
スマホも持たずにきたので写真が撮れなかったのが残念。

講釈は延々と続く。少しお耳が遠いようで、話がちぐはぐするのを感じ、薔薇の鑑賞に集中した。
私達がガヤガヤしているのを聞きつけたか、垣根の向こうから声を掛けてくる人がいたので、
これだけ堪能させて頂いたから、もうバラショーに行かなくて済んだわ〜❣️
と、御礼を言って私は引き上げた。お土産にレモングラスをもらって。

あの御婦人、私の花壇のみっともないことを憐れんで下さったのだと思う。
お花は好きだけど、夢中になるほどガーデニングする趣味がないもので💦

そして、昨日テクテク歩いていると、薔薇屋敷って結構あるのねぇ。

それはともかく、

やはり薔薇の咲き誇る友人宅では、オーディオが趣味の旦那様がレコードを次々とかけてくださり、私は特等席で酔っ払う。

主にジャズが流れていたが、私がフォーク世代と知って、拓郎や陽水などのレコードも有るよ👌と出してきて下さる。
1970年代何をしていたか!みたいな話題になり、たまたま、あおい輝彦ってジャニーズ事務所だったのね
なんて言ったら出てきた‼️



「ジャニーズ」というグループ名!(◎_◎;)
私は竹脇無我主演の「清水の次郎長」で森の石松役のあおい輝彦が好きだったので、ジャニーズ時代は知らない。

獺祭

カワウソが獲物を土手に並べるように、思い出の歌、音楽がテーブルに並び

音楽はいいねぇ、思い出のインデックス。

お酒もまわり、午後の風が薔薇のフィルター越してリビングを優しくかき混ぜる。

ふと童謡はいいねえという話になった。

最近ある童謡を聴いて思わず涙が出ちゃったんだよと、旦那様がもうウルウルしながら仰って、何曲かかけて下さった。

ほんと、私達が歌ってきた童謡はなんて素晴らしいことでしょう‼️
現代の童謡もきっと今の子供達が大人になった時にそう思うのだろうけれど、
昭和の20〜30年代の私達の童謡はなにか特別な気がする。

友人が用意してくれたお料理を、温かいうちに食べるなんて無理‼️
延々とお話し続けて、気がつくところもう6時。

根が生えたお尻、むしり取って、来た時と違う道を帰った。