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企業のデータ改ざんは、どうして起こるのか?

2017-10-11 | ビジネス

最近、メディアで報告されている企業の不祥事。

・神戸製鋼所のアルミ製品の性能データ改竄

・日産自動車の検査員不正

企業なので、誰も知らないで行っていたことはないと考えます。

知っている人は担当者であったり、管理職であったりしているはずです。

それが、機能していないのは、その問題を知った時、個人への責任転嫁が大きいのかと考えます。

私が勤務していた企業では、何か問題が見つかった時は、その時点でその問題を関連する部門で検討する企業文化がありました。

担当者であれ、部下であれ、どうやってその問題を解決するかで検討しておりました。

その問題が解決した場合は、解決したことを評価しておりました。

勿論、陰では、「マッチポンプだ」という人もいました。

 

コベルコのアルミ製品は、取引先を見ていると、重要な部品であることがわかります。

でも、何故性能データを改竄したのか?

その影響力は大きいのが分かります。

東洋ゴムの免震ゴムもそうでしたが、どうしてデータを改竄するのか?

言い出せない企業文化があるかと考えます。

そう言えば、日産は、2016年5月に三菱自動車を傘下に入れました。

「悪貨は良貨を駆逐する」という諺がありますが、まさか、日産が三菱の影響を受けたとは思いたくない。

所詮は、サラリーマン。悪いことをする必要はないと考えます。

それなのに、何故、不正をしてしまうのか?

企業文化かと考えます。

不正が明るみになったことは良いことですが、不正しない仕組みに取り込んでもらいたいです。

つまり、不正が分かった時の対応方法を考えて欲しいと考えます。