選挙用のチラシから見る各党の論点を考えます。
今日は、織り込み広告に民社党のチラシが入っていました。
表は、「憲法を活かす政治」となっています。
内容は次のとおり:
・安倍政権になってから、空洞化が急激にすすんでいます。
→ 何が空洞化なのかが不明。左翼にありがちな、抽象的な表現です。
・「法の下の平等」や「教育を受ける権利」、「思想・良心の自由」なども憲法の理念と大きな開きがあります。
→ これも、何が憲法の理念と大きな開きがあるのか、具体的ではありません。
・自民党の憲法改正案は、9条を死文化させるののであり、あまりに危険ななようです。
→ 9条1項2項を残す予定なので、死文化はしていないと考えます。何が危険なのか、具体的な内容がありません。
・森友、加計疑惑を徹底追及します。
・森友・加計問題に関する疑惑隠しであることは、明らかです。
→ 疑惑隠しが何であるのかが、明確でない。閉会中の国会審議では、前川前事務次官が自作自演したと明確になっています。
・北朝鮮問題は対話でしか解決できません
・(北朝鮮問題の)問題の解決は対話でしかできません。冷静に現実を見据え、平和的解決の糸口を見つけ出すことが求められます。平和憲法を持つ日本こそ、(中略)非軍事的解決に積極的な役割を果たす必要があります。
→ 対話をするために、どんな役割を果たすのか、これも具体的な役割は書かれていません。対話させようとして、制裁を課しています。聞く耳を持たない北朝鮮にどうしろと言うのでしょうか?
そんなことよりも、民社党の福島瑞穂議員が、慰安婦問題について、説明責任を果たしていないことの方が問題です。
何が、問題かと言うと、国会議員になる前、弁護士として、慰安婦のヒアリングに同席していました。
このヒヤリングから、河野談話なるものに発展しています。
櫻井よしこさんが、福島議員に対談し、質問している文章があります。
http://dametv2.cocolog-nifty.com/blog/2015/05/vsnews-d944.html
https://www.youtube.com/watch?v=YKEJ5QUiuG0
本人は、単にオブザーバーだったと言って話をはぐらかしています。
メモが無いから分からないと言いながら、強制連行があったと明確に言っています。
目を右上にしている写真がありますが、心理学的には嘘を付いている時の仕草と一般的には言われています。
この時の福島議員の目は、心理学的には右上を見ています。
日朝関係を悪化させた張本人であるのに、明確な説明ができない党に、政権を任せることはできません。
比例でも民社党に入れてはいけません。
比例で票が入ると、ゾンビの様に、福島瑞穂が議員に復活してきます。