メディアでは、立憲民主党が躍進したと報道されている。
その一方、希望の党の失速を報道している。
メディアでは、希望から絶望になったとまで表現している。
今回、こんな傾向になったのは、反安倍首相、反自民を宣伝したいメディアが、自公圧勝でそんなことを言えなくなったからと考えます。
では、立憲民主党の実態はどうかを見て見ます。
改選前の元民進党議員は、次のとおり。
希望の党へ移って立候補:52名 → 31名当選(60%)
立憲民主党から立候補:15名 → 15名当選(100%)
無所属から立候補:22名 → 19名当選(86%)
合計:89名 → 65名(73%)
つまり、旧民進党全体では、減っているのが、現状である。
産経新聞記事によると、「民進に所属していた前職、衆院解散時に党の公認候補予想者だった元職、新人を民進出身候補者と分類すると、当選者は希望の党が最多の45人で、立憲民主党40人、無所属20人となった。」
産経によると、「民進党出身者計215人のうち5割近い105人が当選を決めた。民進党の前衆院議員は9月の代表選時点で90人台にとどまっていたため、結果的に「元民進党」は伸長したことになった。」
http://www.sankei.com/politics/news/171024/plt1710240046-n1.html
見方を変えると、前原さんの戦略は、正しかったと言えます。
今迄、大口をたたいていた共産党は、21議席を12議席に大幅(-43%)に減らしています。
自民党は、全体で10議席減ったにも関わらず、284名と同じ人数でしたので、実質は増やしています。