毎回、選挙が終わると、得票率の低さを問題にするコメンテーターがいる。
選挙人に対する得票率が低いから、民意を反映していないと言う、アホな論理を言う。
だったら、何パーセントだったら良いと言うのか?
投票率が100%と仮定しよう。
立候補者が、10名て、接戦だった時、勝った候補者は、10%強でしかない。
2名の立候補者で、接戦だった時は、勝った候補は、50%強でしかない。
これで投票率が60%だった時、10名立候補の時は6%強、2名立候補の時は30%強でしかない。
こういう発言する人は、こんな事も考えられないコメンテーターである。
中には、投票に行かないと言う意思を示している場合もある。
90%を得票するような選挙区の候補者が良いと言っているの?
投票率が高いか低いかは、関係なく、その時点で得票が高い人が、当選する仕組みが、民主主義の投票方式である。
これ以上の方式があるならば、その方法を提案してから、コメントして欲しい。
困ったことに、この手のコメント質問は、政治記者にも散見されることである。