さて、いよいよ実技試験である。
3人一組で試験艇が係留してある桟橋へと向かう。
最初は発航前点検。
係留ロープの確認。
「船首係留よし。船尾係留よし。点検を終了します。」
浸水の確認。
エンジンルームを覗いて(浸水よし)では変だよなぁと思いながら「浸水無し。点検を終了します。」
法廷備品の確認。
あかくみを点検して下さい。
教本には赤いチリトリみたいなイラストが載っていたのだが、青い柄杓にマジックであかくみと書いてあるのを手に取り「あかくみよし。」
ビルジを排出するボタンを指で指して下さい。
これもスイッチ類にビルジと書いたボタンがある。「このボタンです。」
燃料フィルターを確認して下さい。
(多分これだろう)指を指して「燃料フィルターよし。」
冷却水を確認して下さい。
(同じく多分これだろう)「冷却水よし。」
続いて機関運転。
エンジン始動時は、換気のブロアーオン→中立確認→キースイッチオン→ブロアーオフで「エンジン始動しました。」
暖気運転。
クラッチを切って指示回転まで上げるのだが、微調整が難しい。「暖機運転しました。」
トラブルシューティング。
オーバーヒートは、どの計器を見れば分かりますか?」水温計を指し「冷却水温度計です。」
その後は試験官が操縦して羽田沖へ。
確かナベとシーバスボートで、この辺に来たっけな。
ロープワーク。
もやい結びを作って下さい。
自信はあったのだが、出来ましたと言って見せると、間違ってます。もう一度チャンスをあげますと言われてしまった。
慎重に結び直してみたのだが、多分大丈夫だと思う。
方位測定。
目標に向かってハンドコンパスを左手で水平に持ち、右手でプリズムを動かし見えた数字を読み取る。
いよいよ操船である。
発進前に船尾に行って「船尾周りよし。」
操縦席に座り目視して「前後左右よし。発進します。」
試験官の指示に従い、「増速しました。」「滑走しました。」(この時も顔を動かしながら安全確認を行う)
右変針。
「右前方よし。右後方よし。変針します。変針しました。」(左も同様)
次は後進。
普段、車でバックする時は、フェンダーミラーを見ながらなので、体を後ろに向けてのバックに慣れていない。
船尾周りを確認した後、ギアを後進に。
途中、目標からズレ始めたので、ハンドルを動かしたら、逆に切ってしまったようで、ますますズレて行く。
慌てて切り直して修正出来たが、減点されてしまっただろう。
蛇行。
これもイメトレでは、進入角度とか切り返すタイミングが分かり辛かったのだが、何とかなった。
最初のスタート時にブイの延長戦上の目標を定めて、最後もそれに向かう感じで進むのがコツである。
実戦時は、蛇行中に少しエンジン回転が落ちてしまい、上げようとしたら逆に下げてしまった。
すかさず試験官が、バインダーに何やら書き込んでいたので、ここでも減点されてしまったようである。
人命救助。
要救助者に見立てたブイを回収するのだが、これが一番難しそうである。
実技は3番目だったのだが、前の二人は結構な速さで近付いて回収に成功していた。
此方は、ゆっくり目で近付いて行って、この辺かな?って所でギアを中立にしてデッキへ。
思ったよりブイが離れていたので焦ったが、ボートフックを伸ばして回収。
(回収では無く)「救助しました。」
何とか一発でクリア出来た。
本番に強いのかな?
次は避航操船で、前の二人は横からの船で、いずれも停船で対応。
此方は、前方からの行会い船だったので「右に変針します。右前方よし。右後方よし。変針しました。」
元に戻して下さい。「左前方よし。左後方よし。変針しました。」
続いて着岸。
ここまで、幾つかミスを犯していたので、これ以上は失敗出来ないぞと思いながら望む。
前の二人は、ピッタリ着岸に成功した。
右舷側から桟橋に向けてゆっくり進んで行ったのだが、潮流と風の影響で桟橋に近付き過ぎてしまった。
やばい、ぶつかると思った瞬間、横から試験官が後進にギアを叩き込んだ。
やっちまった。
やっぱり一発受験なんて無謀だったのだろうか?
その後の、離岸は問題無かったのだが、最後に係留してからの、クリート止めが何故か上手くいかない。
練習では問題なく出来たんだけどなぁ。
ハァ、俺って本番に弱いのかも...。
絶望感と悲壮感を漂わせながら、試験場を後にする。
大体、格安の実技のみのスクールが無いのがいけないんだ!
逆切れ状態である。
帰りの電車で、ヤフー知恵袋を見てみる。
Q 船舶実技で、こんなミスをしてしまったんですが...。
A 多分、大丈夫でしょう。
補足 合格していました。
こんなのが結構ある。
それらを見ながら、俺も受かってればいいなぁ。受かってないかなぁ?
合格発表まで緊張の一週間を過ごし...

受かってましたワ。
勿論、バスボートを買う余裕も保管場所も無いので、レンタルボートでの釣りになるのだが、湖川及び海も5海里(約9km)までは行けるので、釣りの幅が拡がる事になるだろう。
3人一組で試験艇が係留してある桟橋へと向かう。
最初は発航前点検。
係留ロープの確認。
「船首係留よし。船尾係留よし。点検を終了します。」
浸水の確認。
エンジンルームを覗いて(浸水よし)では変だよなぁと思いながら「浸水無し。点検を終了します。」
法廷備品の確認。
あかくみを点検して下さい。
教本には赤いチリトリみたいなイラストが載っていたのだが、青い柄杓にマジックであかくみと書いてあるのを手に取り「あかくみよし。」
ビルジを排出するボタンを指で指して下さい。
これもスイッチ類にビルジと書いたボタンがある。「このボタンです。」
燃料フィルターを確認して下さい。
(多分これだろう)指を指して「燃料フィルターよし。」
冷却水を確認して下さい。
(同じく多分これだろう)「冷却水よし。」
続いて機関運転。
エンジン始動時は、換気のブロアーオン→中立確認→キースイッチオン→ブロアーオフで「エンジン始動しました。」
暖気運転。
クラッチを切って指示回転まで上げるのだが、微調整が難しい。「暖機運転しました。」
トラブルシューティング。
オーバーヒートは、どの計器を見れば分かりますか?」水温計を指し「冷却水温度計です。」
その後は試験官が操縦して羽田沖へ。
確かナベとシーバスボートで、この辺に来たっけな。
ロープワーク。
もやい結びを作って下さい。
自信はあったのだが、出来ましたと言って見せると、間違ってます。もう一度チャンスをあげますと言われてしまった。
慎重に結び直してみたのだが、多分大丈夫だと思う。
方位測定。
目標に向かってハンドコンパスを左手で水平に持ち、右手でプリズムを動かし見えた数字を読み取る。
いよいよ操船である。
発進前に船尾に行って「船尾周りよし。」
操縦席に座り目視して「前後左右よし。発進します。」
試験官の指示に従い、「増速しました。」「滑走しました。」(この時も顔を動かしながら安全確認を行う)
右変針。
「右前方よし。右後方よし。変針します。変針しました。」(左も同様)
次は後進。
普段、車でバックする時は、フェンダーミラーを見ながらなので、体を後ろに向けてのバックに慣れていない。
船尾周りを確認した後、ギアを後進に。
途中、目標からズレ始めたので、ハンドルを動かしたら、逆に切ってしまったようで、ますますズレて行く。
慌てて切り直して修正出来たが、減点されてしまっただろう。
蛇行。
これもイメトレでは、進入角度とか切り返すタイミングが分かり辛かったのだが、何とかなった。
最初のスタート時にブイの延長戦上の目標を定めて、最後もそれに向かう感じで進むのがコツである。
実戦時は、蛇行中に少しエンジン回転が落ちてしまい、上げようとしたら逆に下げてしまった。
すかさず試験官が、バインダーに何やら書き込んでいたので、ここでも減点されてしまったようである。
人命救助。
要救助者に見立てたブイを回収するのだが、これが一番難しそうである。
実技は3番目だったのだが、前の二人は結構な速さで近付いて回収に成功していた。
此方は、ゆっくり目で近付いて行って、この辺かな?って所でギアを中立にしてデッキへ。
思ったよりブイが離れていたので焦ったが、ボートフックを伸ばして回収。
(回収では無く)「救助しました。」
何とか一発でクリア出来た。
本番に強いのかな?
次は避航操船で、前の二人は横からの船で、いずれも停船で対応。
此方は、前方からの行会い船だったので「右に変針します。右前方よし。右後方よし。変針しました。」
元に戻して下さい。「左前方よし。左後方よし。変針しました。」
続いて着岸。
ここまで、幾つかミスを犯していたので、これ以上は失敗出来ないぞと思いながら望む。
前の二人は、ピッタリ着岸に成功した。
右舷側から桟橋に向けてゆっくり進んで行ったのだが、潮流と風の影響で桟橋に近付き過ぎてしまった。
やばい、ぶつかると思った瞬間、横から試験官が後進にギアを叩き込んだ。
やっちまった。
やっぱり一発受験なんて無謀だったのだろうか?
その後の、離岸は問題無かったのだが、最後に係留してからの、クリート止めが何故か上手くいかない。
練習では問題なく出来たんだけどなぁ。
ハァ、俺って本番に弱いのかも...。
絶望感と悲壮感を漂わせながら、試験場を後にする。
大体、格安の実技のみのスクールが無いのがいけないんだ!
逆切れ状態である。
帰りの電車で、ヤフー知恵袋を見てみる。
Q 船舶実技で、こんなミスをしてしまったんですが...。
A 多分、大丈夫でしょう。
補足 合格していました。
こんなのが結構ある。
それらを見ながら、俺も受かってればいいなぁ。受かってないかなぁ?
合格発表まで緊張の一週間を過ごし...

受かってましたワ。
勿論、バスボートを買う余裕も保管場所も無いので、レンタルボートでの釣りになるのだが、湖川及び海も5海里(約9km)までは行けるので、釣りの幅が拡がる事になるだろう。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます