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俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

箱庭

2007年05月12日 | 俳句

『砂スキー 恥捨て妹と 滑る夏』
(すなすきー はじすていもと すべるなつ)

『夏の朝 水溜りの中 ケンケンパッ』
(なつのあさ みずたまりのなか けんけんぱっ)

『汗みどろ 共に遊ぶを 好む妹』
(あせみどろ ともにあそぶを このむいも)

『雨蛙 妹との合唱 遅れるな』
(あまがえる いもとのがっしょう おくれるな)

『夏来り 畳水練 妹泳ぎぬ』
(なつきたり たたみすいれん せおよぎぬ)

『夏の陽に 遊びし妹は 汗まみれ』
(なつのひに あそびしいもは あせまみれ)

『二人して 手とし あの泉』
(ふたりして てとあしあらいし あのいずみ)

『噴水の 飛沫の中へ 妹走る』
(ふんすいの しぶきのなかへ いもはしる)

『冷酒や ビールでなくて 缶チューハイ』
(ひやざけや びーるでなくて かんちゅーはい)

『雨雫 夏の陽を浴び 真珠玉に』
(あめしずく なつのひをあび まじゅたまに)

『箱庭は 見られることが 生命なり』
(はこにわは みられることが いのちなり)
コメント
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