俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

夏嵐

2007年05月17日 | 俳句

『青嵐 いつになりせば おらが世や』
(あおあらし いつになりせば おらがよや)

『夏曇 機音ばかりが 大きくて』
(なつぐもり きおんばかりが おおきくて)

『曇り空 仰ぎ見つれば 朴の花』
(くもりぞら あおぎみつれば ほおのはな)

『神輿いま 担ぐは良くも 乗るは駄目』
(みこしいま かつぐはよくも のるはだめ)

『来ては去り 来ては離れる 夏の蝶』
(きてはさり きてははなれる なつのちょう)

『天道虫 花から花へ 踊る羽』
(てんとうむし はなからはなへ おどるはね)

『転寝に 探す若葉の 葉の香り』
(うたたねに さがすわかばの はのかおり)
コメント
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